カードローンの返済で絶対知っておきたいことは?

カードローンを利用する人にとって大事なことは、毎月遅れずにきちんと返済することです。

しかし、それだけで十分とは言えません。


カードローンの返済を始めた当初は利息の割合が大きいため、上手な返済方法を知ることが返済負担を早めに減らすための重要なポイントになります。

ここでは、カードローン返済についての基礎知識、上手な返済方法や、完済後に取るべき行動などを見ていきます。


カードローンの返済方法と返済日は選べる



返済方法と返済日は、カードローン会社から提示される条件のうちから自分の都合に合わせて選ぶことができます。

利用する会社によって若干の違いはありますが、下記のような方法が一般的です。

カードローンの一般的な返済方法

多くのカードローン会社では、

・銀行口座からの引き落とし
・店舗もしくはコンビニATMへの入金
・ネット(スマホ)からの銀行振込み

の3つから返済方法を選ぶことができます。

ただし、どの会社も必ず上記のすべてに対応しているとは限りません。カードローンを契約する際は、自分の希望する返済方法があるかどうかもチェックしておきましょう。

返済日は約定返済制とサイクル制がある

返済日は自分の都合に合わせて「約定返済制」と「サイクル制」の2つから選べます。ここでは、2つの違いを簡単に説明します。


「約定返済制」は、毎月同じ日にちを返済日とする方法です。

多くのカードローン会社では5日・15日・25日が約定返済日に設定されており、契約の段階でこの中から1つ自分の都合のよい返済日を決めます。

給料日などの兼ね合いを考えて、自分がいちばん返済しやすい日を選ぶとよいでしょう。


「サイクル制」は、最後の返済日から35日後が次回の返済日になる方法です。

先に説明した約定返済制とは違い、35日ごとに返済日が来るため、毎回返済の「日にち」がバラバラになります。そのため、返済日を忘れないよう、しっかり管理することが大切です。

約定返済制とサイクル制どちらがいい?

同じ金額を借り入れ、それぞれの方法で完済まで滞りなく返済た場合、どちらが少しでも得になるのか知りたい方は多いと思います。

毎月の最低返済額が少なく済むのは約定返済制です。一方、完済までにかかる総額が少なく済むのがサイクル制です。


サイクル制は、1回ごとの返済額が約定返済の場合よりも多くなります。しかしその分、利息の軽減ができ、完済までのスピードを早められる点がメリットです。

無理なく支払えるようであれば、サイクル制を選ぶことがおすすめです。


繰り上げ返済で利息が軽減できる



カードローンは利用期間が長くなるほど、利息も多くかかります。そこで知っておきたいのが、返済のペースを上げる「繰り上げ返済」です。

「繰り上げ返済」を上手に使うことで、利用期間の短縮と利息の軽減が見込めます

繰り上げ返済には2つの方法がある

繰り上げ返済には、借入金を一回で全額返済する「一括返済」と、多く返せる時だけ通常の返済額に任意の金額を上乗せする方法の2つがあります。

繰り上げ返済のメリット

繰り上げ返済を行うことで得られる代表的なメリットは、「返済期間の短縮」と「利息の軽減」です。

また、住宅ローンなどとは違い、繰り上げ返済を行う際の手数料が必要ない点もメリットの1つです。

繰り上げ返済の注意点は?

注意したいのは、いつもより多い金額を入金し「繰り上げ返済」を行っても、次回の返済が免除される
訳ではないということです。

一括返済した場合は、次回からの返済は当然必要ありません。

しかし、完済しない限りは、次回も通常どおり返済を行う必要があるのです。

ですから、無理をしてまで多く支払うことはやめましょう。次回の返済に充てるお金がなくなって滞納するようでは、意味がありません。


一括返済は利息軽減に最も効果的



カードローンは、最低返済額を支払っているだけでは、思うように借入残高が減りません。そんな時、先でも書いた「一括返済」ができれば、利息の大幅カットも期待できます。

一括返済のメリット

さきほども書いたとおり、完済までの時間が長いほど利息は多くなります。

一括返済の一番のメリットは文字通り一度に全額を返済することで、今後かかるはずであった利息をすべてカットできる点です。

さらに、返済の期間を短縮して完済することで、カードローン会社からは「優良な客である」と認識されるメリットもあります。

カードローン会社によい印象を与えることは、今後のカードローン審査でも有利になることにつながります。

一括返済の注意点は?

一括返済は、思いついた時に一人で勝手に行えるものではありません。

中には一括返済を受け付けていない会社もあるため、まずカードローン会社への確認が必要です。

さらに、一括返済がOKの場合でも、「自分が返済を行う当日の借入総額」を1円単位で知る必要があります。

1円でも返済忘れがあると「完済」に至りませんので、必ずカードローン会社へ金額の確認を行いましょう。


カードローンの返済遅れ・延滞はNG



カードローンの返済では、当然ながら、返済遅れや延滞はNGです。

返済が遅れると一日ごとに利息が増えるだけでなく、カードローン会社からの信頼も失うので、注意が必要です。

返済遅れと延滞の違いは?

「返済遅れ」と「延滞」は、どのくらい遅れたかの「日数」で分けられます。

返済遅れは、返済日から1日以上が過ぎても支払いがない状態、もしくは1日以上遅れて支払いがあった状態のことです。

延滞は、61日以上、または3ヶ月以上返済が遅れている状態を表します。

延滞すると取り立てが家に来る?

カードローン会社からの連絡は、借入した本人の携帯電話にきます。

それを無視するか返済にいつまでも応じないと、自宅に電話や手紙が来るようになります。しかし多くの場合、自宅まで取り立てに来ることはありません。

ですが、だからと言って、電話も手紙も長期に渡って無視することはやめましょう。

不誠実な対応を続けていると、最悪、裁判を起こされ、給与が差し押さえられるケースもあります。

返済遅れに対する注意点は?

どうしても支払いが遅れてしまいそうな場合は、カードローン会社に早急に電話をすることが重要です。

電話もせず、カードローン会社からの連絡も無視していると、やがて必ず自宅に電話・手紙がくるようになります。そうなると、家族に借金を隠し通すことは困難になってしまいます。

自分から電話をして「返済の目処」を伝えることで、こうしたことは避けられます。連絡は必ず、早い段階で行いましょう。


カードローンの完済イコール解約ではない



カードローンを完済したことで、カードローンの契約が終了したと誤解するケースは少なくありません。

しかし、カードローンを完済しただけでは解約したことにはならないので、注意が必要です。

完済と解約の違い

「完済」は、借りていたお金を全額返した状態です。一方で「解約」は、その会社とのカードローンの契約を解除することです。

完済しても、そのカードローン会社との契約が自動的に解約されることはありません。

カードローン解約のメリット・デメリット

完済と同時にきちんと「解約」しておくと、信用力が上がり、今後の新規の借り入れがしやすくなります。

たとえ現在の借入がゼロでも、過去に借入していた会社に借入枠が残っていれば、カードローン審査では「借金がある状態と同じ」とみなされます。

この状態だと審査で不利なのは、言うまでもありません。

解約することのデメリットとしては、契約を終えると金利や上限枠など、それまでに適用されていた契約条件がリセットされてしまうことが挙げられます。

また、もういちど同じ会社のカードローンを利用する場合、また審査が一からやりなおしになり、時間と手間がかかるデメリットもあります。

カードローン解約は電話か店舗で

解約は、電話でも店舗でも行うことができますが、便利なのは電話での解約です。

電話だと店舗へ行かずに解約の手続きができ、時間も交通費も節約できます。

また、店舗へ行って解約を行う場合、運悪く、その姿を人に見られることがないとも言えません。

最後まで秘密を守る意味でも、電話での解約がおすすめです。



以上で、カードローンの返済で知っておきたいことについて簡単に見てきました。

より詳しい情報は以下で説明していますので、参考にしてください。

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どうしても返済できなくなった時のために



返済の延滞はできる限り避けたいものです。しかし、どうしても返済できない状況に陥る可能性は誰にでもあります。

そんな時のために知っておきたい情報を見ていきます。

代位弁済で借金は帳消しになる?

銀行カードローンの場合、返済ができないと「保証会社」が返済を肩代わりしてくれます。これを「代位弁済」と言います。

では、代位弁済によって債務者の借金はチャラになるのでしょうか?決して、そんなことはありません。


代位弁済が行われることで、銀行から債務者への督促は来なくなります。しかし、この状況は銀行から借りていたお金を保証会社が肩代わりしているに過ぎません。

そのため、代位弁済が行われた後は銀行ではなく、保証会社から請求がくるようになります。よって、借金は帳消しにはなりません。

時効になればカードローンの返済しなくていい?

時効が成立するために必要な期間は、銀行・消費者金融が相手の場合で5年、信用金庫・個人が相手の場合は10年とされています。

しかし、借金の時効を成立させるのは、実際は非常に難しいのです。


借金の時効を成立させるには、いくつもの条件をクリアする必要があります。、カードローン会社は訴訟を起こすなどして、さまざまな方法で時効を成立させないようにしてきます。

そのため、カードローンの借り入れで時効が成立するのは極めて困難と言えます。

おまとめローンで借金を一本化する方法も



借金を時効に持ち込むことは、現実にはとても難しいということを書きました。しかし、返済に困っている以上、なにか別の手を考えなくてはいけません。

もし複数のカードローン会社からの借り入れがあって返済に苦しんでいるのであれば、「おまとめローン」を検討してみるのも一つの手です。


「おまとめローン」とは、複数の借金をまとめて一つのカードローン会社に借り換えるローンのことです。

このローンを利用することのメリットは、借金を一本にまとめることで、支払いの管理がラクになる点です。また、場合によっては、借り換え前より利息が軽減されるケースもあります。


ただし、おまとめローンを行う会社でも、当然審査があります。その審査に通らなければおまとめローンの利用はできません。

また、いちばん重要なのは金利です。注意して金利を確認しなければ、借り換えを行う前よりも「おまとめローン」を利用した場合の方が利息が高くなるということも起こり得ます。

借り換えをして、本当に利息の軽減につながるかどうかを、慎重に確認する必要があります。

<関連記事>
おまとめローンで絶対NGな3つのことは?


いちばん大切なのは無理のない返済計画

どうしても借金の返済ができない状態に陥ると、中には時効になるのを待って、返済を免れようとする人もいるかもしれません。

しかし、先でも書いたとおり、すんなり時効が成立することは、まず有り得ないと考えておきましょう。


基本的なことですが、やはり、借金はコツコツ返済日に返すことが一番です。

そのために、普段から無理のない範囲で借り、計画的に返済していくことがとても大切です。

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