カードローンの繰り上げ返済を上手に活用しよう!

カードローンでお金を借りたら、当然返済しなければなりません。一般的にカードローンでは、毎月の返済日が決まっているので、それに合わせて返済します。


毎月決まった返済日にお金を返すのはいいですが、元本にプラスして利息もかかります。返済期間が長引くほど、利息も多く支払う必要があり、トータルの負担が増えます。


こうした返済負担を減らすために有効なのが、「繰り上げ返済」です。ここでは繰り上げ返済や、そのメリットについて紹介します。



カードローンの繰り上げ返済について

まずはカードローンの繰り上げ返済について、詳しく見ていきましょう。

繰り上げ返済って何?

冒頭でも書きましたが、カードローンでキャッシングすると、毎月決められた返済日に一定額を返済する必要があります。

この通常の返済に加えて、さらに金額をプラスして返済することを「繰り上げ返済」といいます。



カードローンの返済ではこのように、余裕がある時だけ返済額を多くすることが可能です。

繰り上げ返済の方法は?

繰り上げ返済の方法は、普段通りの返済方法と変わりはなく、提携ATMか専用の口座に振り込みをするだけです。繰り上げ返済するために、必要な書類もありません。


繰り上げ返済には、2つのタイプがあります。


1つ目は一気に全額を返済する方法で、「一括返済」とも呼ばれます。臨時収入などで、全額を繰り上げ返済できるほどの金額が手元にあるなら、検討しても良いでしょう。

ただしこの場合、全額を繰り上げ返済するのにいくら必要なのか、事前にカードローン会社に確認しておくと良いでしょう。


2つ目は、先に返せるだけの金額を繰り上げ返済で返す方法です。この方法ですと、元金を減らすことができるので、利息を支払う金額も減ります。

利息が少なくなれば、元金にあてられる金額が増えるので、返済期間を短縮することができます。

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繰り上げ返済のメリットについて

繰り上げ返済をすると、どんなメリットがあるのでしょうか?大きく言って4つあります。

(メリット1)利息を軽減できる

下の図は、繰り上げ返済した場合の利息の減り方を表したものになります。




上の図を見ても分かるように、繰り上げ返済をすれば返済額の全てを元金にあてられるので、確実に借入残高を減らす事ができます。

借入残高が減ると、その分の利息を支払わなくて良くなるので、返済総額を減らす効果があります。


カードローンの返済開始すぐは返済に占める利息部分が多く、返済が進むにつれて減っていきます。繰り上げ返済で元金を減らしていけば、確実に利息を少なくできますし、負担を軽くなるので効果的です。

(メリット2)返済期間を短縮できる



カードローンの返済方式である「残高スライドリボルビング方式」は、毎月一定の金額を返済すればいいので、分かりやすい返済方法です。しかし最低返済額での返済では、返済期間が長引いてしまいます。


ですが、繰り上げ返済をすれば、通常よりも早めに借入残高を減らすことができるので、返済期間を短縮することができます。

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(メリット3)繰り上げ返済は少額でもOK

繰り上げ返済は一括返済とは違い、借入残高を全て返済する必要はありません。毎月の生活で今月は少し余裕がある、という月も出てくるかと思います。


そうした時にまとまった金額でなくても、普段の返済に少額でも上乗せして返済することができます。無理に支払う必要はなく、お金に余裕がある時に繰り上げ返済をして負担を軽くすれば良いのです。

(メリット4)手数料がかからない

住宅ローンなどの場合は、繰り上げ返済をすると手数料がかかります。それに対してカードローンの繰り上げ返済は、手数料がかかりません。


ですので、繰り上げ返済をしても余計なお金を払わずに、借入残高を減らすことができます。


カードローンの繰り上げ返済で注意すべき点は?

繰り上げ返済は、とても便利な返済方法ではありますが、利用するにあたって注意点もあります。

お金に余裕がある時



繰り上げ返済は、元金にあてられるので便利ではありますが、焦って生活費にまで手を付けて返済するのはやめましょう。

早めに返済を終わらせたい気持ちは分かりますが、繰り上げ返済をしたことで家計が苦しくなり、新たに借入をしてしまっては意味がありません。


繰り上げ返済は、ボーナスなど臨時収入でお金に余裕ができた時に、利用するようにしましょう。

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翌月の返済になるわけではない

勘違いしている人もいるかもしれませんが、繰り上げ返済は支払いをした月の返済になるので、翌日分の返済をしたことにはなりません。


たとえば毎月2万円の返済をしていた場合、前の月に2万円追加で返済をしたとします。追加で2万円返済したから、翌日は返済しなくていいとはなりません。



繰り上げ返済を行っても、翌日のはきちんと決まった金額を返済する必要があるので、注意してください。

早い段階で返済をする

繰り上げ返済は、早めの段階で返済するとより効果があります。初回の返済で繰り上げ返済すれば、多く元金にあてることができるので、2回目以降の利息を減らすことができます。


返済途中で繰り上げ返済を行うのも構いませんが、最初の段階で元金を減らしておけば、利息の負担も少なくなりますし、より返済期間を短縮できます。

延滞には気を付ける

繰り上げ返済をしたことで、翌月の返済ができないといったケースもあります。返済ができないと延滞になってしまうので、遅延損害金が発生します。

せっかく繰り上げ返済したのに、延滞したことで余計な支払いをするのはもったいないです。また、数日程度の延滞でも今後の借入に影響することもあるので、繰り上げ返済は計画的に行うようにしましょう。



以上で、カードローンの繰り上げ返済について見てきました。


繰り上げ返済をすれば、利息の軽減や返済期間の短縮などメリットがあります。しかし注意する点も多いので、無理ない利用の仕方で返済するようにして下さい。


カードローンの繰り上げ返済を上手に活用しよう!のまとめ

  • 繰り上げ返済とは、毎月の返済額にプラスして返済する方法
  • 繰り上げ返済した金額は、ずべて元金にあてることができるので利息を減らせる
  • 無理なく余裕がある時に、繰り上げ返済すれば利用者にも負担がかからない
  • 計画的に繰り上げ返済をしたいと、翌日の返済に影響が出るので注意が必要
  • 繰り上げ返済は、その月の追加分になるので翌月分の返済にはならない