【元銀行員が解説】カードローン審査に落ちる!ありがちな理由とは?

カードローンには審査があり、落ちることも当然あります。

カードローンの審査に落ちる理由はいくつもありますが、典型的なパターンはいくつもありません。


ありがちな審査落ちを知っておけば、それへの対応法も取りやすいです。

今回はカードローンの審査に落ちる、ありがちな理由について紹介します。


知っておきたい!カードローン審査の前提条件

カードローンの申し込みにあたっては絶対条件があり、これを満たしてないと、そもそも申し込み段階で断られます。

まず、カードローンの申し込み条件から見ていきます。

なおカードローン審査落ちの理由を知りたい人は、「カードローン審査で落ちる、ありがちな理由」をご覧ください。

半分程度は審査に落ちる?

半分程度は審査に落ちる

カードローンの審査に落ちるのは、実はそれほど珍しいことではありません。


消費者金融大手アコムの決算資料によると、審査通過率は47%程度とされ、プロミスも同程度です。

つまり2人に1人は、審査に落ちる計算です。


銀行カードローンに、こうしたデータの開示はありませんが、消費者金融と同じ程度の通過率であると思われます。


金融庁の「銀行カードローンに関する消費者意識調査」(2019年3月)によると、審査落ちは8%程度というデータもありますが、データに偏りがあり、あまり信頼できません。

こうした点からも、カードローンの審査通過率は50%前後と考えて良いでしょう。

<関連記事>:【元銀行員が解説】カードローンの審査に通らない人の特徴

カードローンの申し込み条件を再チェック!

カードローンの申込にあたっては絶対条件があり、これを全部満たしていないと、申し込むことさえできません。

・年齢は20歳から65歳まで
・安定収入があること(一部例外あり)
・本人確認書類など、必要書類を用意



申込条件は各社で微妙に違いますが、以上のような条件を求められます。

70歳までの申し込みを認めている会社もありますが、20歳以上であることは絶対条件です。

安定収入があることも絶対条件で、無職や単発バイト・単発派遣の人は申し込みできません。


例外は専業主婦の場合で、一部の銀行カードローンは専業主婦での申し込みにも対応しています。

ただし借入の上限は、30万円です。

申し込みをする前に、カードローン各社の公式HPで条件を確認しておきましょう。

申し込み内容の嘘は絶対NG

審査で嘘をつくのはNG

申し込みにあたって、審査に通るためについ嘘をつきたくなる人もいるかもしれません。

ですが、申込情報で嘘をつくのは絶対にNGです。


他社の借入件数や借入額の嘘は、信用情報機関に照会すればすぐにバレてしまいます。

勤務先や年収の嘘も、在籍確認や年収証明の確認でバレます。


嘘がバレたら、カードローン審査に落ちる確率が格段に高くなります。

ですが本当に怖いのは、嘘がバレずに審査に通った場合です。


後になって嘘がばれると一括返済を求められ、カードローンも解約されてしまいます。

繰り返しになりますが、申し込みにあたっての嘘は絶対止めた方がよいでしょう。

<関連記事>:【元銀行員が解説】カードローン審査で年収・勤務先の嘘はなぜバレる?

落ちた理由は教えてくれない

カードローンの審査に落ちた場合、自分がなぜ落ちたのか、カードローン会社に聞きたいと思う人もいるでしょう。

ですがカードローン会社は、審査落ちの理由について一切説明してくれません。


この点について、以前、地方銀行のカードローン担当者に取材しました。

彼によると、落ちた理由を話してしまうと、そこを直した場合に審査を通過させなくてはいけないため、不都合なのだそうです。


カードローン審査に落ちても、フィードバックはないものと考えてください。

審査に落ちた理由は、自分で考えないといけません。



カードローン審査で落ちる、ありがちな理由

審査に落ちる理由

カードローンの審査に落ちる理由はいくつもありますが、典型的なパターンもあります。

ここではカードローン審査落ちの、ありがちな理由を紹介します。

過去に金融事故を起こしている

過去に金融事故を起こして、事故情報が信用情報機関に登録されている人は、カードローン審査に絶対通りません。

ここでいう金融事故とは、延滞・債務整理・自己破産などを指します。


見逃しがちな点としては、スマホ代金の分割払いの遅れも延滞になるので注意が必要です。

事故情報が信用情報機関から消えるには、5年から10年の期間が必要になります。

<関連記事>:クレジットカード・ローンの事故情報(ブラックリスト)が消える期間は?

事故情報の登録期間を短くする方法はありません。期間が過ぎるのを待ちましょう。

他社からの借り入れが多すぎる

他社からの借入が多すぎると、審査に落ちやすくなります。

一つの基準として、年収の3分の一程度の借り入れが既にある場合は、審査に通らないでしょう。


また、すでに3社以上の会社から借入があると、審査に通りづらくなります。

繰り返しになりますが、カードローン会社は審査時に、信用情報機関を通じて他社借り入れの情報を入手しています。

収入が少なぎるか、不安定

上で書いた通り、安定収入はカードローン申込にあたっての絶対条件です。

無職はもちろん、単発バイトや単発派遣の方は、まず審査に通らないと思ってください。


また仮に安定収入があっても、低すぎると審査に通りません。

最低でも、年収100万円は欲しいところです。

安定収入がない人や収入が少なすぎる人に貸すのは、カードローン会社にとっては大きなリスクになります。

審査に不利な職業である

審査に不利な職業

カードローン会社は公表していませんが、カードローン審査に有利な職業や不利な職業があります。

有利な職業の典型は公務員です。不祥事でも起こさない限りクビにならないので、収入の安定度は抜群です。


一方で、不利な職業の典型は水商売ですが、以下の職業も不利とされています。

・個人事業主
・トラック運転手
・タクシー運転手
・生命保険の外交員


上の職業を見て気づいた方もいるかもしれませんが、どれも安定収入が得づらい職業です。

繰り返しになりますが、申し込み者に安定収入があることが、カードローンの審査で極めて有利なポイントになります。

<関連記事>:【元銀行員が解説】自営業(個人事業主)がカードローン審査で知っておきたいこと

ですが審査を有利にしたいからといって、勤務先をごまかしてはいけません。

申し込みブラックである

カードローン会社に申し込みをすると、申し込みをしたという事実が、信用情報機関に登録されます。

短期間で複数のカードローン会社に立て続けに申し込みをすると、新規のカードローン会社の審査に通りづらくなります。

この状態を「申し込みブラック」と呼びます。


一般的には三社に続けて申し込みすると、申し込みブラックになるとされています。

この申込情報は半年で消えるので、立て続けに申し込みをした人は、新規の申し込みまで半年ほど時間を空けた方が良いでしょう。



銀行カードローンの審査が以前より厳しくなった

審査の厳格化

上では申込者の理由による、カードローン審査落ちについて説明してきました。

ここからはカードローン会社側の理由による、審査落ちについて説明します。


一言で言うと銀行カードローンの審査は、以前に比べて厳しくなっています。

過剰融資の批判を受け、審査を厳格化

2013年以降、銀行カードローンは利用者数や貸出金額を大幅に伸ばしてきました。

ただ、この過程で銀行は収益を優先させたため、審査が甘くなりました。


本来なら審査に通すべきでない人まで、審査に通してしまったのです。

このため、審査基準に達していない利用者まで利用できることになり、返済に行き詰まる人が急増しました。


こうした「銀行カードローンの過剰融資問題」は2016年の後半以降、マスコミでも取り上げられるようになりました。


社会的な批判を受け、2017年以降、銀行は自主規制の形でカードローン審査を厳しくしました。

この結果、銀行カードローンの審査は、以前に較べて通りづらくなっています。

<関連記事>:銀行カードローン問題とは?元銀行員が解説!

反社会的な勢力は、借入NG

銀行は反社会的勢力つまり、暴力団員との取引を断つために、2018年から反社チェックの照会システムを導入しました。


銀行カードローンの申込者は、警察庁のデータベースに照会をかけられます。

このデータベースには反社会的勢力(=暴力団員など)の情報があり、これに引っかかると銀行との取引が一切出来なくなります。

<関連記事>:即日融資が銀行カードローンでNGになった理由とは?

一般の人にはあまり関係ないかもしれませんが、銀行カードローンの取引が以前より厳しくなったことの表れでもあります。


以上カードローン審査で落ちる、ありがちな理由について見てきました。

審査落ちで一番多いのは、やはり過去の事故情報でしょう。


信用情報機関にまだ事故情報が残っているかは、開示請求すれば確認できます。

気になる人は確認して見て下さい。

この記事のまとめ

  • 申し込み者の半数程度は審査落ちしていると思われる
  • 安定収入や20歳以上などは、カードローン申し込みの絶対条件
  • カードローンの審査に落ちても、その理由は教えてもらえない
  • 審査落ちの理由として多いのが、金融事故・年収・職業など
  • 銀行カードローンは2017年以降、審査が厳しくなった

もぐお

この記事の執筆者: もぐお

元銀行員。難しいキャッシングの情報を分かりやすくお伝えできるよう、頑張ります!プロフィールはコチラ




人気のカードローンは?





検索
このサイトの執筆・監修をしています

初めまして。このサイトの管理人で、「もぐお」と言います。元銀行員で、このサイトの執筆・監修を行っています。


カードローンのおすすめランキング