健康保険証だけでお金を借りられる?対応するカードローンは?

カードローンの審査では、必ず申し込み者本人の確認書類の提出が必要です。本人確認書類には、運転免許証・健康保険証・パスポートなどが挙げられ、いずれか1点を審査で提出します。

本人確認書類で運転免許証を使う人が多いですが、運転免許証を持っていない人もいますよね。


持っていない人の多くは、健康保険証を利用していますが、保険証だけでお金を借りることは可能なのでしょうか?ここでは、健康保険証だけで借入ができるのか見ていきます。



健康保険証だけでカードローンの審査に通る?

健康保険証があれば、本人確認書類としてカードローン審査を受けることができます。しかし、会社によっては健康保険証だけでカードローン審査に通らない場合もあります。

一番あると良いのが運転免許証です。現住所だけでなく顔写真も確認できる法的証明書で、カードローン会社からの信頼も高いです。


その一方で、持っていない人も多いはずです。その場合は保険証を使う方が多いはずですが、本人確認書類としての信頼性はどうなのでしょうか?

健康保険証の種類

健康保険証といっても、いくつか種類があります。

組合保険証 社会保険証 国民健康保険証
保険組合に加入している団体で支給されている保険証 会社で支給されている保険証 勤務先で健康保険に加入していない人の保険証
公務員 サラリーマンなどの会社員 自営業やアルバイト

表で挙げた健康保険証のうち、社会保険証と組合保険証は会社や組合から支給される保険証なので、利用者の勤務先や安定収入があることが分かります。

社会保険証の方が信用度は高い

保険証と言えば、「国民健康保険証」か「社会保険証」のどちらかを持っている人が多いはずです。このうち審査の信用度が高いのは、社会保険証です。

会社勤務ということで、収入の安定さが分かるからです。ですので、社会保険証の方が信用度は高いことになります。


社会保険証については、後ほど詳しく紹介します。

<関連記事>
サラリーマンがカードローンを利用する際の注意点は?

追加で書類の提出を求められることが多い



カードローン会社によっては、健康保険証だけでは申し込みできない場合があります。

平成28年10月から「犯罪収益移転防止法」という法律の改正により、保険証のような顔写真がない本人確認書類を利用する場合、追加で書類を提出する必要があります。


カードローン会社からの要請で、保険証に記載されている住所を確認できる書類として、住民票など提出する必要があります。


なぜ社会保険証は信用度が高い?

国民健康保険は、自営業や短期のパート・アルバイトなどが対象です。一方の社会保険は、会社に属し会社の保険に加入している人になります。

自営業の人でも高収入の人はいますが、一般的に見て会社員の方が収入は安定しているとされています。


たとえ収入が少なくても、毎月安定した金額が入れば、返済能力があると判断され信用度が上がります。

健康保険証で勤務先が分かる



社会保険証や組合保険証ですと、保険証に利用者の勤務先が記載されています。勤務先で発行された保険証ですから、きちんと勤務していることや、勤務先も確認できます。

国民健康保険証ですと会社名の記載がないので、勤務先が分からず保険証だけでは勤務先を確認することができません。

申し込み者の勤務年数が分かる

カードローンの審査では、勤続年数も重要とされています。勤続年数は長いほど審査に有利ですが、最低でも1年以上は勤めていると審査に通ります。


社会保険証は勤務先が分かるだけでなく、勤務年数まで分かります。

社会保険証には、加入した日付が記載されています。つまり入社した年月日が分かるため、社会保険証を確認すれば勤務年数が分かるということです。


ただし、加入した日付を見て勤務年数が分かってしまうので、勤務年数を誤魔化すことができません。

申し込みの際にウソの勤務年数を書くと、すぐにバレてカードローンの申し込みができなくなるので正直に申し込みましょう。

健康保険証が在籍確認の代わりになることもある



カードローンの審査では、原則として勤務先へ電話での在籍確認があります。しかし、一部のカードローン会社では社会保険証を提出することで、勤務先への電話連絡を省略できる場合があります。

先ほども書きましたが、社会保険証には勤務先が記載されているので、確かに会社に勤務していること、つまり在籍確認を行えるのです。


あくまで特例で滅多に認められることはありませんが、どうしても会社への在籍確認の電話が嫌な方は、担当者に一度相談してみるのも良いかもしれません。

<関連記事>
会社への在籍確認(=電話連絡)なしのカードローンってある?

健康保険証で借入するデメリット

健康保険で借入するとデメリットも出てきます。どんなデメリットがあるのか見ていきましょう。

50万円を超える借入は収入証明書が必要

消費者金融カードローンでお金を借りる際、50万円を超える借入または他社との借入総額が100万円を超える場合は、追加で収入証明書の提出が必要になります。

健康保険証だけで借入をしたいなら、利用限度額を50万円以下にすれば収入証明書の提出は必要ありません。


ちなみに最近では、銀行カードローンでも50万円を超える借入で、収入証明書の提出を求める銀行が増えてきました。

<関連記事>
消費者金融カードローンのメリット・デメリットを教えます!

記載住所が違うと申し込みできない



カードローンの申し込みで入力した住所と、健康保険証に掲載されている住所が違うと申し込みできません。

引っ越しなどで住所が変更した場合は、カードローンの申し込みをする前に保険証の変更手続きを行いましょう。

紛失リスクには注意すること

健康保険証は病院に行くときに必要ですから、持ち歩くことが多いと思います。どこかに落として無くしたりしないように気を付けて下さい。

健康保険証は本人の顔写真が載っていないので、他人が簡単になりすまして悪用するリスクもあります。


健康保険証は病気や怪我以外にも、大切な証明書になるので紛失には十分気をつけましょう。


健康保険証で利用できるカードローン会社は?

以下の表は、健康保険証を利用して借入ができるカードローン会社をまとめてみました。

サービス名 健康保険証に追加する必要書類 収入証明書が必要な場合
プロミス 住民票や公共料金の領収書など ・50万円を超える借入
・他社との借入総額が100万円を超える場合
モビット 収入証明書 ・50万円を超える借入
・他社との借入総額が100万円を超える場合
アコム 住民票や公共料金の領収書など ・50万円を超える借入
・他社との借入総額が100万円を超える場合
アイフル 住民票や公共料金の領収書など ・50万円を超える借入
・他社との借入総額が100万円を超える場合
バンクイック なし(ただし申し込みは郵送のみ) 200万円を超える借入を希望する場合
三井住友銀行 なし 50万円を超える借入を希望する場合
みずほ銀行 住民票や公共料金の領収書など 200万円を超える借入を希望の場合

プロミス・アコム・アイフル・みずほ銀行は、健康保険証の他に住民票などの本人確認が取れる書類を提出する必要があります。上でも書いたように、「犯罪収益移転防止法」の改正により、顔写真がない本人確認書類だけで利用できなくなったからです。

モビットは申し込みの時に、健康保険証と一緒に収入証明書も提出します。


バンクイックは、テレビ窓口でカードの受け取りを希望する場合、本人確認書類として運転免許証が必要です。健康保険証だけで利用する場合は、郵送でカードを受け取る事になります。

どのカードローン会社も一定の金額を超える借入を希望すると、収入証明書を追加で提出することになります。


以上で、健康保険証だけでお金は借りられるのか見てきました。


健康保険証だけで借入したい場合は、申し込みをする前に確認しましょう。

申し込んでから健康保険証だけでは審査できないと分かり、追加書類の用意するのでは時間と手間がかかってしまいます。


少しでも時間を短縮するために、事前に確認しておきましょう。


健康保険証だけでお金を借りられる?対応するカードローンは?のまとめ

  • 健康保険証の利用でカードローンの借入できるが、追加で書類が必要な場合がある
  • 勤務先で支給される社会保険証だと、カードローン審査に有利
  • 国民健康保険証より、社会保険証の方が信用度は高い
  • 健康保険証が在籍確認の代わりになる場合がある
  • 50万円を超える借入では、収入証明書うの提出が必要になる