【元銀行員が解説】健康保険証だけでお金を借りる?対応するカードローン

カードローンの申し込みをする際、本人確認書類は必須です。

本人確認書類といえば運転免許証を使う人が多いですが、持っていなければ健康保険証を利用することもできます。


とはいえ健康保険証を使う場合、他に条件が発生する場合もあります。

今回は健康保険証でお金を借りる方法について、詳しく解説します。


健康保険証の種類によってカードローン審査が違う?

実は健康保険証には、何種類もあることを知っていましたか?

健康保険証にはどんな種類があって、カードローンの審査にはどう影響してくるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

健康保険証には4つの種類がある

一口に「健康保険証」と言っても、大きく分けて4種類あります。

次の表を見てください。

保険証の種類 説明 加入する人
国民健康保険証 勤務先で健康保険に加入していない人の保険証 自営業やアルバイト、無職の人
社会保険証(健康保険被保険者証) 会社で支給される保険証 会社員、派遣社員
組合保険証 保険組合に加入している団体で支給される保険証 公務員
船員保険証 船舶所有者に使用される人に支給される保険証 船で働く方(船長や海員など)

このように、勤務先で健康保険に加入していないアルバイトや自営業者、無職の人の場合は「国民健康保険証」を持つことになります。

加入している場合は、勤務先によって「社会保険証」「組合保険証」「船員保険証」の3つに分かれます。


自分の保険証がどれにあたるかは、保険証の左上を見るとすぐに分かります。

<関連記事>:【元銀行員が解説】自営業(個人事業主)がカードローン審査で知っておきたいこと

組合保険証・社会保険証は審査に有利

国民健康保険証に比べると、組合保険証・社会保険証の方が審査においては有利になります。

組合保険証は公務員を、社会保険証は会社員(派遣の人も含む)を対象としているからです。


公務員と会社員に共通しているのは、毎月安定した収入が見込めるという点です。

特に、公務員の場合はリストラや倒産といったこともないため、カードローン会社にとっては最も優良な融資先でもあります。


信用度合において組合保険証は別格ですが、社会保険証も審査では充分有利になります。

その理由は、このあと詳しく解説していきます。

<関連記事>:【元銀行員が解説】公務員のカードローン審査で大事なことは?

金融(融資)の世界で、公務員は最上の顧客と言われています



社会保険証は、お金を借りるのになぜ有利?

ここでは、社会保険証について詳しく見ていきます。

他の保険証とどんな点が異なるのか、なぜお金を借りる上で有利になるのか解説します。

保険証で勤務先が分かる

社会保険証は会社から支給されるものなので、保険証を見ればその人の勤務先が分かります。

カードローン会社のほうでも在籍確認はしていますが、社会保険証の社名記載は、その会社できちんと勤務している何よりの証拠になります。


カードローンを利用する際の条件の1つは、「安定収入がある」ことです。

会社に勤務していれば毎月給与が出ますので、その点、社会保険証はカードローンで有利です。


特に名の知れた大企業であれば、なおさらです。

<関連記事>:派遣社員がお金を借りるなら?カードローンの在籍確認は大丈夫?

逆に、社会保険証と言っても派遣社員だと、審査に少し不利です

勤務年数が分かる

社会保険証からは、もう一つ大切な情報が読み取れます。

それは勤続年数です。


在籍確認でも勤務先は分かりますが、勤続年数までは分かりません。

一方、社会保険証の資格取得年月日を見れば、その人がいつから今の会社で働いているのか分かるため、勤続年数も計算することができます。


同じ会社で相応の年数を働いているなら、その点も審査では有利に働きます。

<関連記事>:【元銀行員が解説】カードローンの審査の流れと審査基準

在籍確認の代わりになる場合もあり

在籍確認は基本的に電話で行います。

申し込み時に記入した勤務先に、カードローン会社から電話がかかってきて、「○○さん(=申し込み者)に取り次ぎをお願いします」という内容のことを言われます。


もちろんカードローン会社も、電話の中で会社名は出さず、担当者個人の名前で電話をかけてきます。

そのため、申し込み者ではなく同僚が電話確認に出てしまったとしても、まずカードローンのことがバレる可能性は低いでしょう。


しかし、どうしても勤務先に電話が来るのは嫌だという場合、社会保険証を提示することで在籍確認の代わりとしてくれる場合もあります。

それくらい社会保険証は、信用されているんですね。


その場合には、本人確認書類として運転免許証も提示すること、大企業勤務であること等、それなりに厳しい条件があります。

誰でも使える方法ではありませんが、在籍確認を免除してもらい人は、サポートセンターに相談してみるべきです。

<関連記事>:【電話取材で分かった!】勤務先への電話連絡なしのカードローンは?

この辺は、消費者金融の方が相談に乗ってくれることが多く、銀行の方が対応が厳しいです



保険証でお金を借りることのデメリットは?

保険証でお金を借りると、メリットもありますがデメリットもあります。

身分証明書として保険証を使った場合、どんなデメリットが考えられるでしょうか。

追加で書類の提出を求められることが多い

絶対とまではいきませんが、顔写真のない健康保険証を確認書類として提出する場合、住民票のコピーなどの追加書類を求められる場面が増えてきました。

これには、2016年10月1日の犯罪収益移転防止法の改正が関係しています。


この法律は金融機関等の取引時の確認や、記録の保存について定めた法律です。

この時の改正で本人確認の義務が強化され、本人確認の際に写真のない身分証明書を使用する場合は、証明する書類を2点以上提示することが義務づけられました。


保険証のみでカードローンを利用することはできますが、以前に比べたら確実に難しくなっています。

<外部の関連サイト>:犯罪収益移転防止法の解説|JAFIC 警察庁

保険証のみで利用できるカードローンは、「健康保険証で借りられるカードローン、選ぶならどれ?」でご確認ください。

バンクイックだと郵送・FAXのみ

運転免許証を持っている人であれば、スマホからバンクイックに申し込みをした後、最短翌営業日での借入も可能です。

この場合、三菱UFJ銀行の店舗に設置されたテレビ窓口で、手続きを行う必要があります。


一方、本人確認書類が保険証の場合(つまり運転免許証を持っていない場合)、書類の提出方法は郵送かFAXのどちらかになります。

場合によっては借入まで1週間以上かかることもあるため、すぐにお金を借りたいという人には向いていません。

<関連記事>:初めてのバンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)、審査について

守るべき細かいルールがある

保険証を使ってお金を借りる場合、提出書類について細かいルールがあります。

保険証は両面を送付する必要がある、領収書や証明書は6か月以内のものに限る、住民票は本籍地・マイナンバー・住民票コードがないもの、などそれぞれ細かく注意点があります。


それにしたがって書類を準備するのは手間だ、と感じる人もいるかもしれません。

保険証を本人確認書類とする場合、どういう条件になるのか、申し込み完了後にサポートセンターに電話で確認するとよいでしょう。

保険証は顔写真がないため、免許証に較べて手続きが増えることが多いです



健康保険証で借りられるカードローン、選ぶならどれ?

大手カードローン各社の条件

大手カードローン各社は、健康保険証を利用する場合それぞれ条件があります。

次の表をご覧ください。

サービス名 健康保険証に追加する必要書類 収入証明書が必要な場合
プロミス 住民票や公共料金の領収書など 50万円を超える借入 または 他社との借入総額が100万円を超える場合
SMBCモビット 収入証明書
アコム 住民票、公共料金の領収書、納税証明書(発行から6か月以内)のどれか 50万円を超える借入 または 他社との借入総額が100万円を超える場合
アイフル 年金手帳、住民票、公共料金の領収書のどれか 50万円を超える借入 または 他社との借入総額が100万円を超える場合
バンクイック なし(ただし書類送付はFAX・郵送のみ) 50万円を超える借入を希望する場合
三井住友銀行カードローン サポート窓口(カードローンプラザ)へお問い合わせください 50万円を超える借入を希望する場合
みずほ銀行カードローン なし 50万円を超える借入を希望する場合
オリックス銀行カードローン なし 50万円を超える借入を希望する場合
横浜銀行カードローン なし 50万円を超える借入を希望する場合

消費者金融について見てみると、保険証のほかに追加書類の提出を課す会社が多くなっています。

先ほど紹介した、犯罪収益移転防止法の改正が関係しているのでしょう。


一方、銀行カードローンについて見ていくと、保険証のみで利用できる銀行もあります。

銀行だと消費者金融に較べて、金利が安いメリットもあります

これを踏まえて、以下ではオススメのカードローンを紹介します。

上の表の通り、保険証のみが絶対条件なら銀行カードローンが良いかもしれません

即日融資を希望するならプロミス

「少しでも早く融資を受けたい」という人には、プロミスがおススメです。

契約機台数は業界No.1なので、即日融資や返済に便利です。


難点を挙げるとしたら、保険証のほかに必ず追加で書類提出を求められる点です。

公共料金の領収書か、住民票を準備しておきましょう。

 プロミスのカードローンでキャッシングしたい方

勤務先への電話なしならSMBCモビット

SMBCモビットの「web完結申込」なら、勤務先への電話連絡なしで融資を受けることができます。

ただし、SMBCモビットも保険証のほかに追加で書類を提出することになります。


本人確認書類(免許証かパスポート)に加え、社会保険証(か組合保険証)、収入証明書が必要です。

どうしても電話連絡は避けたい、書類の準備に手間がかかっても構わないという人にはオススメです。

 SMBCモビットのカードローンでキャッシングしたい方

健康保険証だけならオリックス銀行カードローン

オリックス銀行カードローンなら、健康保険証のみで申し込みが可能です。

オリックス銀行の口座を開設しなくても利用でき、来店の必要もありません。


使い勝手が良く、オススメのカードローンです。

借入希望額が50万円以下なら、収入証明書も提出せずに利用できます。

 初めてのオリックス銀行カードローン、利用のポイントは?



ここまで見てきたように、健康保険証を身分証明書として使った場合、追加で書類提出が必要になる場合が多いです。

ただ在籍確認の代わりになったり、勤務年数などが審査でプラスになったり、健康保険証のメリットもあります。

申し込みの際は何が必要か、しっかりチェックしましょう。

この記事のまとめ

  • 健康保険証は大きく分けて4種類あり、組合保険証や社会保険証は審査に有利
  • 社員保険証を使うことで在籍確認の代わりになる場合もある
  • 健康保険証を本人確認書類にすると、他に追加書類が必要になる場合が多い
  • 消費者金融は便利だが、保険証に加えて追加書類が必要になる
  • オリックス銀行カードローンなら健康保険証のみで申し込み可能


もぐお

この記事の執筆者: もぐお

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