【元銀行員が解説】消費者金融 vs 銀行カードローン!おすすめは?

消費者金融は厳しそうだけど、銀行カードローンは甘そう


こんな風に考えてる人はいないでしょうか?これ、とんでもない誤解ですから!

消費者金融でも銀行カードローンでも担当者は親切だし、返済に遅れれば、どちらもそれなりに厳しいです。

実は消費者金融と銀行カードローンでそれぞれ強い部分に違いがあり、「どっちが上」という話ではありません


今回は消費者金融と銀行カードローンを比較した上で、どんな人ならどちらがオススメか、詳しく見ていきたいと思います。


消費者金融と銀行カードローンは、ここが同じ!



実は銀行カードローンと消費者金融の共通点は、かなりあります。

ただ全部紹介するとスゴイ量になるので、皆さんが利用するに当たって関係しそうな内容に絞って紹介します。

カードローン形式で融資枠が設定される




消費者金融も銀行カードローンも、融資枠を設定される形での借り入れになります。

どちらも審査を通過すると、「あなたは幾らまで借りられますよ」という融資枠が設定されます。この範囲内でなら、契約後にいくらでもキャッシングできます

ですが契約をしてもお金を引き出さなければ、借り入れ(と利息)はゼロです。


一方、住宅ローンには融資枠という考え方がありません

契約の時点で一定金額を借り入れて、その一部を毎月返済します。カードローンと住宅ローンでは、借り入れ方式が全然違うので注意して下さい。

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返済できない場合は取り立てを受ける

漫画やテレビの影響か、消費者金融の取り立てがやたら厳しいというイメージを持ってる方がいます。

夜中に自宅のドアをドンドン叩いたり、脅迫まがいの電話を掛けてきたり、などです。

確かに数十年前には、こうした取り立てを行っていたサラ金の会社があったようです。

ですが、今こんな取り立てをした日には、一発で営業停止処分です。

違法な営業を行うヤミ金は別ですが、こんな取り立てを行う消費者金融はありません(中小の会社になると、グレーな会社もありますが)。


一方で銀行カードローンの返済が遅れた場合の取り立てが、消費者金融に較べて甘い、ということをありません

カードローンの返済遅れに対する取り立ては、改正貸金業法にガイドラインが存在します。消費者金融も銀行も、それに沿って取り立てを進めます。

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無担保・無保証人で利用できる

消費者金融も銀行カードローンも、無担保・無保証人で利用できます。

ただし銀行カードローンの場合、保証会社を利用することになります。といって自分で保証会社を探す必要はなく、銀行が保証会社を指定してきます。

つまり銀行カードローンの審査では、銀行と保証会社の両方の審査を受けることになります。

借り入れが多いと、住宅ローン審査で不利

消費者金融も銀行カードローンも、どちらも少し金利が高めの借金です。

そのため、カードローンの借り入れがあると住宅ローンの審査で不利になります

住宅ローンの審査を通過したいなら、カードローン借り入れの返済を優先させた方がよいでしょう。

身分証明書や(50万超の借り入れで)収入証明書が必要

どちらも、申し込みで身分証明書(運転免許証やパスポート、健康保険証など)が必要になります。これは、以前からそうでした。

以前とは違うのは、収入証明書(給与明細など)の提出義務です。


消費者金融は以前から50万を超える借り入れで収入証明書の提出は必要だったものの、銀行カードローンでは以前は200~300万を超える借り入れで必要でした。

ところが現在では、銀行カードローンでも50万を超える借り入れで収入証明書の提出が求められます

これは2017年に銀行カードローンの過剰融資が社会問題化し、銀行が審査を厳しくしたためです。


消費者金融が勝ってる部分は?



上では、消費者金融と銀行カードローンの共通点を見てきました。

ここでは、消費者金融が銀行カードローンに勝っている部分を見ていきましょう。

即日融資に対応してる(審査が早い)!

一番大きな違いは、消費者金融なら即日融資に対応していることです。銀行カードローンでは、即日融資ができません

これは、2018年1月から銀行カードローンの申し込み者について、警察庁のデータベースに照会することが義務付けられたためです。

銀行カードローンの審査は、早くても翌日の回答となり、遅いと2週間後になります。

申し込み当日でお金を借りたいという人は、消費者金融を必ず選んでください。

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ネット完結取引が充実

消費者金融は銀行カードローンに較べて、ネット(スマホ)完結でのキャッシングサービスが充実しています。

下記は大手カードローン(消費者金融・銀行カードローン)の、ネット完結キャッシングの対応状況です。

条件 取引銀行
プロミス 大手銀行の口座を振替口座に指定 複数の大手銀行
SMBCモビット 社会保険証(か組合保険証)を持っていること 三菱東京UFJ銀行
三井住友銀行
バンクイック 対応不可(書類の受け取り必要)  ― 
三井住友銀行カードローン 三井住友銀行のキャッシュカード
借り入れ金額が50万以下
三井住友銀行
みずほ銀行カードローン 対応不可(書類の受け取り必要)  ― 

こうして見ると、ネット(スマホ)完結取引に完全に対応しているのは、プロミス・SMBCモビット・三井住友銀行カードローンの3社であることが分かります。

しかも、三井住友銀行カードローンは三井住友銀行の口座を持っていることが条件なので、使い勝手がやや良くないです。


みずほ銀行カードローンとバンクイックも、キャッシングだけでなら来店不要で対応できるのですが、後日ローンカードと書類の受け取りが必要になります。

ネット完結サービスの充実度は、消費者金融が上です。

特定の銀行口座が必要ない

銀行カードローンは、一部の例外を除いて、母体である銀行の口座を持っていることが条件の場合がほとんどです。

自分が普段から利用している銀行なら良いでしょうけど、その銀行カードローンが使いづらかったら困りますよね。


一方、消費者金融なら特定の銀行口座を持っていなくても利用可能です。

ただ消費者金融も、相性の良い銀行口座は存在します。

上のネット完結サービスの表でも説明した通り、メガバンクの口座を持っていないとネット完結サービスが利用できない、などの制約はあります。


銀行カードローンが勝ってる部分は?



上では消費者金融の利点を説明しましたが、もちろん銀行カードローンにも利点はあります。

ここでは、銀行カードローンが勝っている部分を説明します。

金利が少し低い

銀行カードローンの一番の利点は、消費者金融より金利が低いことです。

以下は、大手銀行カードローンと消費者金融の金利を比較した表です。

消費者金融 金利 借入限度額
プロミス 4.5~17.8% 500万円
SMBCモビット 3.0~18.0% 800万円
アコム 3.0%~18.0% 800万円
アイフル 4.5~18.0% 500万円
銀行カードローン 金利 借入限度額
三井住友銀行 4.0~14.5% 800万円
三菱東京UFJ銀行(バンクイック) 1.8~14.6% 500万円
みずほ銀行(エクゼクティブプラン) 3.5~7.5% 1000万円
みずほ銀行(コンフォートプラン) 4.0~14.5% 1000万円

ビックリするほど金利が違う訳ではないですが、それでも年率4%程度は銀行カードローンの方が金利が低いことが分かります。

10万円程度の借り入れなら、年間利息にして4000円程度の違いなので、それほど気にする必要はないでしょう。

ですが100万円を超える借り入れだと、年間で4万円以上も利息が違ってきます。


しかも銀行カードローンの場合、200万円を超えるキャッシングで金利が下がりやすくなります。

一方の消費者金融は、借入額を増やしても金利はそれほど下がりません。

高額な借り入れを予定している場合は、銀行カードローンを検討した方がよいでしょう。

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イメージが良い

消費者金融はかつて「サラ金」と呼ばれていた時期もあり、その取立ての厳しさで世間から批判を浴びました。

現在は改正貸金業法により罰則が強化されたため、消費者金融はクリーンなサービスになりました。それでも、いまだに良くないイメージを持っている方はいます。

友達や家族に利用が見つかったら、すぐに返済するよう迫られるかもしれません。


一方で銀行カードローンは運営母体が銀行ということもあり、そこまで悪いイメージを持たれていません

もちろん実際のところ、銀行カードローンも消費者金融も厳しさに違いがないのは、上で説明した通りです。

ただ、友達や家族の目が気になる方は、消費者金融ではなく銀行カードローンを検討した方がよいかもしれません。

契約機に入るところを見られても怪しまれない

上でも書いた通り、銀行カードローンはネット完結サービスに対応してない会社が多いため、契約の際に無人契約機(テレビ窓口)まで行く必要があります。

「カードローンの契約で、契約機に入るところを友人に偶然見られたら、どうしよう」と心配になる人もいるかもしれません。


ですが銀行の無人契約機は、銀行の支店や出張所の中にあるため、支店や出張所の建物に入るところを見られても心配いりません。

また無人契約機の中では、カードローンの契約以外にも、銀行の各種手続きを行えるため、万一誰かに見られても言い逃れができます。

もちろん、無人契約機に入るところを知り合いに見られる確率は低いですが、万一見つかっても気にする必要はありません。


以上、消費者金融と銀行カードローンのメリットを見てきました。表にまとめると、以下の通りです。

消費者金融 銀行カードローン
メリット ・即日融資も可(審査が早い)
・ネット完結サービスが充実
・特定の銀行口座が必要ない
・金利が少し低い
・イメージが良い
・契約機に入るところを見られても怪しまれない

これを踏まえて、消費者金融・銀行カードローンのうち、どちらがオススメか紹介します。


消費者金融 vs 銀行カードローン!利用目的に応じて使い分けよう!

上の表にもある通り、消費者金融と銀行カードローンで強みが違います。どちらが上、ということはありません。

消費者金融と銀行カードローンのどちらにするかは、カードローンの利用目的で考えた方がよいでしょう

以下では、場合別のオススメを見ていきます。

早く借りたい、即日融資を希望するなら消費者金融!

一日でも早く借りたい!即日で借りたい!という人は、消費者金融を選んでください

上でも書いた通り、銀行カードローンでは即日キャッシングができないためです。

銀行カードローンの場合は、審査自体も時間が掛かります。警察庁のデータベース照会によっては、2~3日待たされることもありえます。

少しでも早く借りたい人は、迷わず消費者金融を選びましょう。

低金利を希望するなら銀行カードローン!

低金利でのキャッシングを希望する人は、銀行カードローンを選ぶと良いでしょう。

銀行カードローンなら高くても金利15%程度で、借り入れ残高が増えれば、金利2~3%の借り入れも不可能ではありません。

審査に時間が掛かるのは悩ましいですが、審査を急がない人なら、銀行カードローンを検討した方がよいでしょう。

家族にバレずにキャッシングするなら?

カードローンでのキャッシングを考えてる人の中には、「家族にだけはバレたくない!」と考えてる人もいるはずです。

そんな人は、消費者金融と銀行カードローンのどちらを選んだらいいでしょうか?


方法は2つあります。一つはネット(スマホ)完結でキャッシングする方法、もう一つは自動契約で契約する方法です。

ネット(スマホ)完結なら、自宅にローンカードや契約書類が送付されることがありません。

上でも説明した通り、このサービスに対応しているのはプロミス・SMBCモビットといった消費者金融です。

三井住友銀行カードローンも対応してますが、借入金額が50万円までと少し使い勝手が悪いです。


もう一つは、自動契約機で契約してローンカードと契約書類を受け取る方法です。これなら、自宅に郵送物が送付される心配もありません

知人に見られるのが心配な人は、少し離れた場所にある自動契約機を利用するとよいでしょう。


この点、銀行の無人契約機の方が安心感を感じるかもしれません。

一方プロミスとSMBCモビットなら三井住友銀行のローン申込機(無人契約機)で契約できるので、知人に見られても上手く言い逃れができます。

こうして見ると、家族にバレずにキャッシングしたいなら、消費者金融の方が少し上です。



以上、消費者金融と銀行カードローンの違い、それぞれのメリットについて見てきました。

上でも説明した通り、どちらが上ということはないので、「どんなに風にキャッシングしたいか」という点で選ぶとよいでしょう。

即日融資(早い審査)を希望するなら消費者金融、イメージや低金利が希望するなら銀行カードローンを選んでください。

消費者金融 vs 銀行カードローン!おすすめは? まとめ

  • 無担保・無保証で利用できるなど、消費者金融と銀行カードローンは共通点も多い
  • 取り立ての厳しさなど、消費者金融と銀行カードローンで違いはない
  • 即日融資やネット(スマホ)完結キャッシングを希望するなら、消費者金融が良い
  • 低金利やイメージを気にするなら、銀行カードローンが良い
  • 家族にバレずにキャッシングしたいなら、消費者金融がやや上
  • どちらが優れていることはなく、利用目的で選んだ方がよい

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