飲み会や旅行など、サークルやバイトの仲間との付き合いは、何かとお金がかかりますよね。
バイトの給料日前は、お金が足りなくて困っている学生も多いと思います。
そんなときに強い味方になるのが、カードローンです。
今回は、学生でも利用できる、おすすめのカードローンについて解説します。
目次
学生でもカードローンを利用できる?
条件さえ満たせば、学生でも多くのカードローンの申込みが可能です。
ここでは、学生のカードローン利用の条件について解説します。
借入経験者のうち、約2%が学生
カードローンを利用している学生は、どれ位いるのでしょうか?
次のグラフは、3年以内に借り入れ(銀行カードローン、消費者金融など)を行った人のうち、学生の割合を示したものです。
<出典>:貸金業利用者に関する調査・研究<調査結果>-金融庁より作成
グラフから分かる通り、全職業の借入経験者のうち、学生は1.9%を占めています。
社会人に比べるとハードルは高いこともあり、学生のカードローン利用者は多いとは言えません。
カードローンは20歳を過ぎてから
カードローンの申込みには、どの会社でも共通する条件が2つあります。
その1つが、年齢です。
たとえば「20歳以上69歳以下」というように、各社とも年齢制限があります。
上限は会社によって異なりますが、下限を20歳とする点は、どのカードローンでも同じです。
そのため20歳以上であれば、銀行・消費者金融を問わず申し込みできます。
同じ学生でも、未成年は申込みできない点に注意してください。
学生ローンなら、未成年でも申込み可能です。
ただし一部の学生ローンでは、親権者の同意が必要になる事に注意が必要です。
<関連記事>:学生ローンでお金を借りるのに注意したいことは?
「安定した収入」は絶対
どのカードローンでも共通する、もう1つの条件が、「安定した収入があること」です。
つまり学生でも、バイトで安定的な収入がある場合には、申込みできます。
ここで言う「安定した収入」とは、週3日以上のレギュラーバイトが基準になります。
学生のカードローン、知っておきたいポイントは?
学生のカードローン利用には、いくつかメリットもあります。
以下、学生がカードローンを申し込む際、知っておきたいポイントを紹介します。
親の同意は原則不要
カードローンの申込みでは、親権者の同意は不要であるのが一般的です。
「親に内緒でお金を借りたい」という人も、安心して申し込めます。
ただし一部の銀行カードローンでは、学生なら20歳以上であっても、親権者の同意を求められる事があります。
不安な場合は、親権者の同意が必要かどうか、事前に確認しておきましょう。
<関連記事>:教育ローンと奨学金の違いは?お金を借りる時の注意点は?
学生証の提出なし
カードローンの申込みでは、学生証の提出は不要です。
ですが本人確認書類として、免許証などを用意する必要があります。
免許証を持っていない場合は、健康保険証やパスポートなどで確認します。
免許証以外だと、住民票が必要となる会社もあるので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
また申込み内容によっては、「収入証明書」が必要になります。
「収入証明書」とは、バイトの給与明細などです。
給与明細は、直近2か月分が必要になります。
<関連記事>:カードローンは免許証なしでも借りられる?審査に必要な書類って何?
郵送なしなら親にバレない
カードローン利用が親にバレる最大の原因は、郵便物です。
各社とも、差出人にカードローン名称を印字する事はありません。
そのため封筒を見られただけでは、カードローン利用がバレる危険はないでしょう。
しかし親が勝手に封を開けてしまったら、カードローンの関係書類であることは一目瞭然です。
スマホ完結に対応したカードローンの中には、書類やカードの郵送が一切ないものがあります。
これなら、親にバレるリスクを抑えられます。
また契約機を利用しても、契約書類・カードをその場で受け取れるので、郵送は発生しません。
学生のカードローン審査、有利になる条件は?
学生のカードローン審査は、社会人に比べて厳しいと言われます。
では、どうすれば審査で有利になるのでしょうか?
1.クレカ・スマホ料金の支払遅れがない
ローンなどで支払遅れ(=延滞)が発生すると、信用情報機関に事故情報が登録されます。
この情報は金融機関の間で共有され、5年間は審査に通りません。
最近では、スマホ代金の支払遅れが原因で、審査に落ちる人が増えています。
<関連記事>:カードローン審査で使われる「信用情報機関」とは?
2.同じバイト先に1年以上勤務する
同じバイト先で働く期間が長ければ長いほど、カードローンの審査に有利です。
貸し手側は、「最後まで継続して返せる人に貸したい」と考えています。
そのためバイト期間が長い方が、安定性・継続性をアピールできます。
できれば、1年以上同じバイト先で働いてから申し込むと良いでしょう。
3.借入希望額は低めに設定する
借り入れの希望額が高過ぎると、審査で不利になります。
収入と借入れのバランスが悪いと、返済が滞るリスクが大きいからです。
また消費者金融では、総量規制によって借入金額は年収の1/3までに制限されます。
銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、自主的に制限する銀行が増えています。
学生の場合、審査に通っても限度額は10~30万円で設定されるケースがほとんどです。
学生も申し込めるカードローン、おすすめは?
冒頭に書いた通り、条件さえ満たせば、学生でもカードローンが利用可能です。
ここでは、学生におすすめのカードローンを3つ紹介します。
プロミス
最大の魅力は、融資スピードの早さです。
最短30分で審査結果が出て、最短1時間で借り入れできます。
また三井住友銀行の口座を持っていれば、Web完結が可能です。
カードレスにすれば郵送が一切ないので、親に郵便物を見られる心配は要りません。
なお、スマホで申し込んでから契約機で契約しても、郵送なしになります。
契約機の台数は業界トップで、プロミスの契約機の他、三井住友銀行の契約機も利用できます。
プロミスは、急いでお金を借りたい人にピッタリです。
「プロミス」のカードローンを利用する方はこちら
SMBCモビット
SMBCモビットも、安定した収入があれば、学生の申し込みが可能です。
ただし学生の場合、スマホで審査に通過したら、契約機に行って契約する必要があります。
三井住友銀行の契約機を利用できるのは嬉しいポイントです。
銀行内に設置された契約機なら、入る姿を知り合いに見られても怪しまれません。
周囲に内緒でお金を借りたい人には、SMBCモビットがおすすめです。
「SMBCモビット」でキャッシングしたい方はこちら
三菱UFJ銀行 バンクイック
学生でも申込みできる銀行カードローンでおすすめなのが、三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」です。
大手銀行の商品なので、消費者金融に抵抗がある人も安心して利用できます。
仮に郵便物を親に見られても、銀行が差出人なので、カードローン利用がバレる危険性は低いでしょう。
また消費者金融(上限18.0%)と比べて、低い金利(1.8%~14.6%)で借りられるのは大きな魅力です。
利息の負担を抑えたい人には、バンクイックをおすすめします。
「バンクイック」を初めて利用する方はこちら
以上、学生でも利用できるカードローンについて解説しました。
手軽に借り入れできるカードローンは、ピンチの時の強い味方です。
ですが身の丈に合わない借り入れをすると、将来の自分を苦しめる事につながります。
借り過ぎに注意して、カードローンを上手に活用しましょう。
- 「20歳以上」かつ「安定した収入」の条件を満たせば、学生でもカードローンを申し込める
- カードローンの申し込みでは、親の同意は不要(一部の銀行カードローンを除く)
- 過去に延滞があると、カードローンの審査に通らない
- 学生でも審査で有利になるには、借入希望額を低めに設定すること
- 学生におすすめのカードローンは、「プロミス」「SMBCモビット」「バンクイック」

この記事の執筆者: あいこ
元銀行員のアラサー女子。初心者のために、今日も分かりやすく解説します!プロフィールはコチラ