地銀とメガバンクのカードローン、おすすめはどっち?

銀行カードローンの利用を検討する際、地方銀行とメガバンクのカードローンのどちらが良いか迷った経験はありませんか?


地方銀行もメガバンクも銀行であることには変わりありませんが、この二つのカードローンがどのように違うのかも実はよく分からない、という方も少なくないと思います。

今回は、地方銀行(地銀)とメガバンクのカードローンの違いについて見ていきます


地方銀行とメガバンクの違いって?



ニュースなどで銀行の話題が出たときに、地方銀行(地銀)とメガバンクという言葉を耳にする機会は多いものですが、その違いはよく分からないという声も少なくありません。

ここでは、地銀とメガバンクの違いを簡単に見ていきます。

地銀とメガバンクはどう違う?

地銀とメガバンクには、法律で定められた明確な呼び分けはありません。

ただしこの二つは、一般的に資金量の差と営業範囲の違いで区別される傾向にあります。

地銀の営業は地元中心

地銀とは、地方に本店を置き、その地域もしくは近隣のエリアを対象に営業している銀行です。

メガバンクと比較すると、全国的な知名度や資金力の面でも劣るケースが少なくありませんが、地域密着型の営業で地元の利用者にとって身近な存在であるという特徴があります。

メガバンクの営業は全国・海外

一方でメガバンクは、かつては「都市銀行」とも呼ばれていました。

以前はかなりの数の都市銀行がありましたが、合併を繰り返す過程で数を減らし、合併後の銀行は「メガバンク」と呼ばれるようになりました。

その営業範囲は、全国および海外と広範囲に渡ることが特徴です。

明確な基準はありませんが、全国の人が名前を聞いて分かるほどの大手銀行はメガバンクに分類されるケースが多く、豊富な資金力も特徴のうちです。


地銀とメガバンクのカードローン共通の特徴



上記のように、地銀とメガバンクには営業範囲などに違いがあるケースも少なくありません。しかし、どちらも銀行という点では一緒なので、やはり共通する部分も複数あります。

ここでは、地銀とメガバンクの両方に共通する特徴を見ていきます。

総量規制の対象外

消費者金融のカードローンを利用する場合は、「総量規制」という法律によって年収の3分の1までしか借入が行えません。

しかし銀行はこの対象ではないため、審査結果によっては年収の3分の1を超える借入を行えるケースもあります

消費者金融より低金利な場合が多い

消費者金融カードローンは、使い勝手がよいものの、金利が少し高いのが難点です。

一方で銀行カードローンは、地銀でもメガバンクでも、消費者金融のカードローンと比較すると金利の低いケースが多いです。

<関連記事>
【低金利カードローン】元銀行員がおすすめを紹介します!

消費者金融よりも審査が厳しい

地銀かメガバンクかを問わず、銀行カードローンの審査は消費者金融と比較して厳しい傾向にあります

これは、銀行カードローンは総量規制の対象外であるため、融資限度額が大きくなるケースが少なくないことが理由の一つです。

また、もう一つの理由として、銀行カードローンを利用する際には保証会社が立てられるために審査が厳しくなることが挙げられます。


保証会社とは、債務者がもし借金を返済できなくなった場合、債務者に代わり建て替えを行う会社のことです。消費者金融のカードローンでは審査の段階で保証会社を立てることはありません。

銀行カードローンの審査では、銀行独自の審査はもちろん、この「保証会社」の審査にも合格する必要があるため、消費者金融よりも審査が厳しくなるのです。

ちなみに、地銀とメガバンクの間に審査の厳しさで目立った違いはありません

<関連記事>
【重要】銀行カードローンの審査に落ちた原因はコレ!

申し込みで支店まで行く必要あり

銀行カードローン全般に言える特徴ですが、申し込みにあたって一度は支店まで行く必要がある場合が多いです。

消費者金融の場合、「ネット完結取引」といって申し込みからキャッシングまでネット(スマホ)で完結している会社が多いのですが、銀行カードローンはここまでサービスが充実していません。

三井住友銀行や千葉銀行など一部のカードローンは、普通預金口座を持っていればネット完結取引にも対応していますが、こうした銀行カードローンはごく一部です。

<関連記事>
カードローンの申し込みからキャッシングまでの手順


地銀カードローンの特徴は?



上では、地銀とメガバンクの両方に共通する特徴について書きました。ここでは、地銀のカードローンの特徴について見ていきます。

地元に提携ATMが多い

地銀の良さは、地元に提携ATMが多いことです。

地元に提携ATMが多いということは、自宅や職場、休日に出掛けた場所などより多くの場所で思い付いたときにすぐ借入・返済が行えることにつながり、カードローンの利用がとても便利になります。


一般的に、東京や大阪などの大都市では地銀よりもメガバンクの提携ATMの方が設置場所が多い傾向にありますが、地方に住んでいる場合はその逆のパターンであることも少なくありません。

住んでいる場所によっては、地銀のATMの方が利用しやすいケースも十分に考えられます。


また最近では、コンビニATMでも利用できる地銀カードローンが増えてきました。

地元でなくても提携コンビニさえあればキャッシングできる場合も増え、以前よりも利便性が上がっています。

申込地域が限定される場合がある

地銀のカードローンは、誰でも申し込める訳ではないことが多いので注意が必要です。

銀行・消費者金融を問わず、カードローンの基本的な申し込み条件は20歳以上である事と安定収入があることです。

地銀の場合はさらに「営業区域内に居住もしくは勤務していること」という条件が加わる場合があります

利用する地銀によって申込条件は異なりますが、上記のように申込エリアに制限がある場合は、この条件を満たしていない限り申込資格がありません。

メガバンクに比べ融資額が低いケースも

先でも書いたとおり、地銀はメガバンクと比べると資金力の面では劣る傾向にあります。

そのため、同じ条件の人が地銀とメガバンクのカードローンに申し込んだ場合、地銀の方が融資額が低くなってしまうケースも珍しくありません


メガバンクのカードローンの特徴



上では地銀のカードローンの特徴について書きました。ここでは、メガバンクのカードローンの特徴を見ていきます。

有名銀行ならではの安心感がある

メガバンクの一番の特徴は、日本全国どこに住んでいてもほとんどの人が知っているような有名銀行が多いことです。

そのため、ブランド力も抜群で、利用者からの信頼度が高いという特徴もあります。

地銀に比べ融資額が高いケースも

メガバンクの良さの一つには、「豊富な資金力」も挙げられます。

資金力があるということは、同じ条件でカードローンに申し込んだ場合、地銀よりもメガバンクの方が融資額がより高くなる可能性があるということです。

地方の支店が少ない場合がある

有名銀行が多く信頼度の高いメガバンクのカードローンですが、若干のデメリットもあります。

大都市ではさまざまな場所に設置されているメガバンクの支店ですが、地方の場合は支店が少なく、カードローンの申し込みが不便な場合もあります

一方で銀行カードローンはコンビニATMと提携しているので、メガバンクのカードローンであっても地方で利用(キャッシング・返済)に困ることはありません。


地銀とメガバンクのカードローン、選ぶならどっち?



ここまで、地銀とメガバンクのカードローンの違いを簡単に見てきましたが、最終的にはどちらを選ぶとよいのでしょうか?

ここでは、地銀かメガバンクかを選ぶ上で大事な3つのポイントを紹介します。

1.その銀行の口座を持っているか

2.銀行が指定する地域に住んでいるか

3.貸付条件は大きな違いなし


以下で詳しく見ていきます。

1.その銀行の口座を持っているか

銀行カードローンの場合、その銀行の普通預金口座(キャッシュカード)を持っていないとカードローン申し込みで不利な扱いを受ける場合が少なくありません

三井住友銀行や横浜銀行のように口座を持っていなくても、申し込みができるカードローンもあります。ですがその場合でも、わざわざ銀行まで申し込みに出向く必要があります。

逆に、千葉銀行のように普通預金口座を持っていればネット完結で申し込みができるカードローンもあります。

メガバンクか地銀かではなく、その銀行の普通預金口座を持っているかを一つの目安にするとよいでしょう。

<関連記事>
銀行口座なしで利用できるカードローンは?

2.銀行が指定する地域に住んでいるか

先ほども書いた通り、地銀カードローンは申し込み者の住所・勤務地で制限をかける場合が多いです。

たとえば福岡銀行カードローンは、申し込み者の住所・勤務地が九州・山口であることを条件に挙げています(口座を持っている場合は別ですが)。

地銀カードローンの申し込みを検討している人は、銀行側が地域指定をしていないかを確認した方がよいでしょう

地銀カードローンの地域指定が面倒臭いと思った方は、最初からメガバンクのカードローンを申し込んだ方がよいかもしれません。

3.貸付条件は大きな違いなし

貸出条件だけで比較するなら、地銀とメガバンクのカードローンは、どちらを選んでも大差はありません


下記の表では一部銀行の条件を簡単にまとめていますが、金利・融資限度額だけを見ても銀行ごとに、それほど違いがないことが分かります。

メガバンクのカードローン 金利 借入限度額
バンクイック 1.8%~14.6% 500万円
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5% 800万円
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0% 800万円
地方銀行のカードローン 金利 借入限度額
名古屋銀行カードローン 2.9%~14.5% 1000万円
横浜銀行カードローン 1.9%~14.6% 1000万円
千葉銀行カードローン 1.7%~14.8% 800万円
福岡銀行カードローン 3.0%~14.5% 1000万円
静岡銀行カードローン 4.0%~14.5% 500万円

地銀とメガバンクのカードローンを上手に利用するポイント



ここまでで、地銀とメガバンクのカードローンの特徴や選び方について簡単に見てきました。

最後に、地銀とメガバンクのカードローンを上手に利用するためにチェックしたおきたいポイントをまとめて見ていきます。

地銀の場合は申込可能エリアを確認

先でも書きましたが、地銀の場合、銀行が指定するエリアに居住(勤務)していないとカードローンの申込ができないケースがあります。

すべての地銀がこのような条件を設けている訳ではありませんが、条件を満たさない場合は申込みの資格がなくなってしまうため、事前に確認しておきましょう。

先にも書いた通り、地域条件を満たしていない場合はメガバンクのカードローンの方がよいでしょう。

自分が口座をもっている口座のカードローンを利用する

先ほども紹介した通り、メガバンク・地銀に関係なく、その銀行の普通預金口座(キャッシュカード)を持っている場合、その銀行のカードローンを申し込んだ方が便利なケースが多いです。

ですので、地銀・メガバンクうんぬんではなく、ご自身の取引銀行でカードローンを選んだ方が良い場合もあります。

ただし将来、その銀行に住宅ローンを申し込もうと考えているなら、別の銀行の方がよいかもしれません。

借入希望金額が大きいならメガバンクが有利

先ほども書いた通り、メガバンクの強みの一つが「資金量の豊富さ」です。もしあなたが、ある程度まとまった金額を借りたいと思っているなら、メガバンクのカードローンに申し込んだ方が可能性が高いかもしれません。

とはいえ、実際に高額融資が通るかは審査次第なので、その点はご注意ください。


地銀とメガバンクのカードローンは何が違う? まとめ

  • 地銀とメガバンクのカードローンの貸付条件で大きな違いはない
  • カードローンのキャッシング額はメガバンクの方が多いケースもある
  • 地銀カードローンの場合、申し込み者の住所・勤務地によって制限される場合がある
  • 地銀・メガに関係なく、自分が口座を持っている銀行のカードローンの方が便利かもしれない
  • 多額の事業資金を銀行・公的機関以外で借りたい場合は「ビジネスローン」がおすすめ
  • メガ・地銀ともにコンビニATMに対応してるため、外出先でのキャッシングに差はない



人気の消費者金融は?





検索
おすすめカードローン
このサイトの執筆・監修をしています

初めまして。このサイトの管理人で、「もぐお」と言います。元銀行員で、このサイトの執筆・監修を行っています。

人気ランキング