20代で始めるカードローン、注意点は?

20代ともなればお金のかかる付き合いも増え、急にお金が必要になる場面もぐっと増えます。

20歳以降であればカードローンの申し込みができるようになりますが、初めてのカードローンではどの会社を選べばよいのか、また、申し込み方法など分からないことが多いはずです。


軽い気持ちでお金を借りて、後になって借金で首が回らなくなったら目も当てられません。

20代こそ、カードローンの利用方法についてキチンと理解しておく必要があります。


ここでは、20代の方がカードローンを利用する場合の注意点などまとめて見ていきます。


20代のカードローン利用は珍しくない



カードローンを利用していることを、自分から話す人は少数派です。

そのため、周りの状況がよく分からず「カードローンの利用を考えているのは自分だけ」というふうに思い込んでしまう人も少なくないでしょう。


しかし、20代のカードローン利用は実は決して珍しいことではないのです。

20代の多くはお金に困っている

20代というと、まだ学生である人も多い年代です。

仮に社会人として働いていても、余裕を持って生活できるほどの給料はもらっていない人が多いはずです。


アルバイトで少額のお金しか稼いでいない学生はもちろん、学生よりは多く給料をもらっている社会人であっても、20代では毎月お金のやりくりに悩んでいる人が圧倒的なのです。

カードローン利用者のうち、20代はどのくらい?

ではカードローン利用者のうち、20代の利用者は何割程度いるのでしょうか?

カードローン全体の最新データは公開されていないものの、関連データから推測することは可能です。

下記は、消費者金融大手アコムアイフルの、2017年3月末時点の年代別の利用者割合です。

<アコムの年代別データ>

借入件数 件数割合
20代 342,024 23.8%
30代 347,472 24.1%
40代 349,657 24.3%
50代 237,562 16.5%
60代以上 162,344 11.3%
合計 1,439,059 100.0%

アコム17年3月期・有価証券報告書より)


<アイフルの年代別データ>

借入件数 件数割合
20代 196,623 27.8%
30代 164,115 23.2%
40代 164,839 23.3%
50代 111,255 15.7%
60代以上 71,057 10.0%
合計 707,889 100.0%

アイフル17年3月期・有価証券報告書より)


上の表を見ても分かる通り、大体25%前後、つまり4人に一人割程度であることが分かります。

銀行カードローンの利用者も消費者金融の利用者層と大きく違わないと思われるため、カードローン全体で20代の利用者割合は3割弱と見てよいでしょう。

(注):上の表では省略してますが、男女比で見ると男性の利用が8割で残り2割は女性です。

人口統計で見ると20代の全人口に占める割合は1割程度なので、他の世代に較べて20代が積極的にカードローンを利用していることが分かります。

20代のキャッシング、借りたお金は何に使うの?

少し古い(2014年)データですが野村総研の調査によると、20代がキャッシングしたお金の使い道で最も大きいのが生活費です。

これは何となく、理解できますよね。20代は他の年代に較べてお給料が低いので、使えるお金も限られてきます。

その一方で色んな生活費が掛かってくるため、臨時の出費に対応するためにキャッシングを利用する人も出てきます。



また、趣味にお金を使うという人も20代の内、2割程度います。10代に較べて使えるお金が急に増えるので、つい趣味にお金を使い過ぎるのが推測できます。

こうして見ると、20代のカードローン利用が決して珍しいことではないのが分かります。

その一方で、カードローンを利用することに抵抗がある20代の方が少なくないのも事実です。

では、20代がカードローンでキャッシングするのは本当に悪いことなのでしょうか?

カードローンは正しく使えば強い味方

ご存知のとおり、カードローンは借金です。そのため、利用することに罪悪感を感じたり、時には羞恥心を感じる方もいるでしょう。

しかし、カードローンを利用することは決して悪いことではありません。

もちろん、無計画に利用することは避けるべきですが、しっかりと計画して利用すれば、とても強い味方になる存在です。


ちなみに今回はカードローンによるキャッシングを紹介してますが、カードローン以外にクレジットカードでもキャッシングもできます。

カードローンとクレジットカードの違いについては、「カードローンとは?クレジットカードとの違いは?」をご覧ください。


20代のカードローン、申し込みで知っておきたいことは?



カードローンの基本的な申し込み方法はどの会社でもほとんど同じです。

審査通過率を少しでもアップさせるには、1社で長く務めるとよいでしょう。

おすすめの申し込み方法はスマホ(ウェブ)

カードローンの申し込み方法には、ネット(WEB申し込み)、郵送、店舗での申し込みなどがあります。

中でも人気が高いのは、人目も気にならず自分の好きな時間にパソコンやスマホで申し込みができるネット(WEB)申し込みです。


郵送だと申し込みからキャッシングまでに1週間ほどかかります。

店舗申し込みだと行くのが面倒なのと、知り合いにカードローン申し込みを見られたら恥ずかしいですよね。


こういった事情もあり、20代申し込みのほとんどがネット(スマホ)からの申し込みです。

身分証明は必須

カードローンの申し込みで必ず必要なのが「身分証明書」です。

代表的な身分証明書は運転免許証やパスポート・健康保険証です。

これらを持っていない場合は顔写真付きの住民基本台帳カードや個人番号(マイナンバー)カードを身分証明として使用できる場合もあります。

利用を検討しているカードローン会社ではどのようなものを身分証明として使用できるのか、事前に確認しておきましょう。

長く勤めて申し込むのがベスト

極端に職歴が短い人、短期間に頻繁に転職を繰り返している人はカードローン審査に落ちてしまう可能性があります。

カードローン会社は毎月安定した収入を得てきちんと返済してくれる、「真面目で経済的に安定した人」を評価します。


つまり、収入に波があったり転職グセがあることをマイナスと捉えます 。

これはアルバイトでも社会人でも同じなので、最低でも一つの勤め先に半年は勤務してから申し込みをするとよいでしょう。


特に20代前半頃の時期はまだ1社での勤務期間が短いケースも多いので、このポイントを意識することでカードローン審査の結果が少し変わってくる可能性があります。

なおカードローン審査について、もっと詳しく知りたい人は「カードローンの審査に通らない人の特徴は?」をご覧ください。


20代のカードローン、利用の注意点は?



30代、40代ではもう何度もカードローンを利用している人も少なくないでしょうが、20代はまだカードローンに慣れていない人が大半でしょう。

ここでは、カードローンを利用する際に覚えておきたい注意点を見ていきます。

借りすぎに注意

カードローンを利用するうえで最も大切なのは「借りすぎないこと」です。

しっかり計画して必要最低限の額だけを借りるようにすれば、その後の返済で苦しむことは避けられます。


初めてカードローンを利用する場合、多くの人は「少額を短期間だけ借りよう」と考えるものです。

しかし、いざカードローンを利用してみると感覚が麻痺してしまい、最初に考えていた額よりも多く借りすぎてしまうことは決して珍しくありません。


当然ながら、借りたお金は必ず返さなくてはいけません。借りれば借りるほど後の返済は苦しくなるため、借りすぎには十分に注意しましょう。

返済に遅れない

毎回の返済日に遅れないことも大切です。

返済が遅れると遅延損害金と呼ばれる追加利息が発生しますし、何度も返済が遅れる、長く返済が滞るということがあればカードローン会社からの信頼も失いかねません。


信頼を失ってしまうと、今後の追加融資は一切受けられない可能性があるので注意が必要です。

また、他社のカードローン審査を受けても過去の返済遅れは必ずバレるので、他社の審査もNGになる可能性があります。


返済があまりにも遅れると、自宅や職場に電話・郵便で連絡が来ることも珍しくありません。

こういった場合、カードローン会社の名前は伏せて担当者の個人名で連絡が来ます。


それでも鋭い人には気付かれてしまう可能性があるので、周りにバレないためにも返済に遅れることは避けましょう。詳しくは、「カードローンの返済遅れ・延滞って、やっぱりNG?」をご覧ください。

返済できない場合は連絡する

上記の理由から、遅れずに毎回きちんと返済することはとても大切です。

とは言え、もともとお金に余裕がない状況でカードローンを利用している訳ですから、何かのトラブルなどで突然返済に充てるお金を用意できなくなる場合もあるでしょう。


そんな場合にすべきことは、カードローン会社への報告・相談です。

速やかに担当者へ電話で連絡をし、返済が遅れること・いつなら返済できるかを具体的に伝えてその日まで返済を待ってもらいましょう。


これまでの最低返済額を今後も支払うのが難しいということであれば、担当者に相談して毎月の返済額を少し下げてもらえないか聞いてみる手もあります。

電話をしたからと言って1日ごとの利息が増えない訳でもないですし、永遠に待ってもらえる訳ではありません。


しかし、自分から電話をすることですぐに自宅や職場に連絡が入ったりすることは避けられます。

自己申告した日までにきちんと返済できれば、カードローン会社から督促の連絡は来ません。


20代のカードローン、選ぶポイントは?



カードローン会社と言っても、たくさんありすぎてどのように選べばよいのか分からない人もいるかもしれません。

ここでは、カードローン会社の選びで重視するポイントを簡単に見ていきます。

スピード重視なら消費者金融

とにかく急いでお金を借りたいという場合は、消費者金融カードローンを選ぶとよいでしょう。

消費者金融は銀行に比べると審査スピードが早いという特徴があります。

そのため、申し込み時間が早ければ申し込み当日にお金を借りることも可能です。


ただし消費者金融カードローンは、銀行カードローンに較べて金利が高い傾向にあります。

また消費者金融は「総量規制」の規制対象のため、年収の3分の1を超える借入ができないこと、一定金額以上の借り入れで収入証明書の提出義務があるなど、決まりもあります。

低金利重視なら銀行

少しでも金利を抑えたい場合は銀行カードローンを選ぶとよいでしょう。

銀行カードローンは、消費者金融と比較して金利が低い特徴があります。


また年収による借り入れ制限がないので 、申し込み者の条件によっては年収の3分の1を超える多額の借入を行える可能性があります。

しかし一方で消費者金融よりも審査が厳しく、審査にかかる時間が長いというデメリットがあります。

銀行カードローンでは収入証明の提出は義務付けられていませんが、やはり50万円以上の借入を行う場合などは提出を求められるケースが多いです。

銀行カードローンと消費者金融の違いについては、「銀行カードローンと消費者金融の違いって何?」を参照してください。


以上まとめると、キャッシングを急いでいない場合は、低金利な銀行カードローンに申し込むこと、急いでいる場合は消費者金融カードローンに申し込むとよいでしょう。


ただしこの時、銀行と消費者金融のカードローンを同時に申し込んだり、たくさんの銀行(もしくはたくさんの消費者金融)に一度に申し込むことはやめましょう。

カードローン会社は、申し込み者がいつどのカードローンに申し込んだかを審査の段階で照会します。

こういった行動は「相当お金に困っている=お金を貸しても返してもらえる見込みがない客」という印象を与え、審査ではマイナスとなります。


ですからカードローンは同時に複数社に申し込まず、1社だけに申し込むようにしましょう

もし審査結果がNGであった場合は、6ヶ月ほど置いてからまた次の1社に申し込むことで審査通過率を少し上げられるはずです。


20代で始めるカードローン、注意点は? まとめ

  • 20代のカードローン利用者は珍しくない
  • 1社に長く勤務している方がカードローン審査で有利
  • カードローンの利用にあたって、借りすぎない、返済に遅れないことが大切
  • もし返済できない場合は、とり急ぎカードローン会社に連絡を
  • スピード重視なら消費者金融、低金利重視なら銀行カードローン


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初めまして。このサイトの管理人で、「もぐお」と言います。元銀行員で、このサイトの執筆・監修を行っています。


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