学生ローンでお金を借りるのに注意したいことは?

学生が足りないお金を場合、「アルバイト」しかないと考える方も多いでしょう。

しかしそれ以外に、「学生ローン」もあることをご存知でしょうか?

ここでは、学生ローンとはどんなものか、利用にあたっての注意点などを紹介します。



学生ローンとは?その特徴は?

学生ローン,特徴

学生ローンは学生が対象の融資

「学生ローン」とは、学生本人にお金を貸すローンのことです

学生に関係するローンというと、他に「教育ローン」もあります。

教育ローンは親が子供のために借りるローンであり、借主が親自身という点が学生ローンと違う点です。


一方で学生ローンは、学生本人がローン会社と契約するので、基本的には間に親をはさむ必要がありません。

そのため、返済が遅れるといったことがなければ、親に秘密でお金を借りられるメリットがあります。

<関連記事>:家族にバレない!内緒でカードローンを借りるには?

学生ローンは「学生版の消費者金融」

「学生ローン」というと、あまり聞き慣れないせいもあってか、特殊なローンと考える人も少なくありません。

しかし、実際には消費者金融カードローンと学生ローンの借入条件は似ており、「学生版の消費者金融」と考えておけばよいでしょう。

また、学生ローンもお金の使いみちは基本的に自由なので、学校の教材を買っても、家賃を支払っても、遊びに使っても問題ありません。

学生ローンと奨学金は何が違うの?

学生ローンと奨学金の違いは、まず第一に貸主が違います。

学生ローンは貸金業者が行う融資ですが、奨学金は公的機関が行う融資です。


違いの2点目は金利です。

たとえば第二種(利息がつく)奨学金の場合、年率3%の借入が可能です。

一方で学生ローンの多くは、年率14~17%程度の金利となり、大きな差があります。

ただし、金利が低い奨学金は、そのぶん審査が厳しくなるのが一般的です。


違いの3点目は資金使途(=お金の使い道です)

奨学金は学校生活で必要なことの支出は許されていますが、学校生活に必要のない消費は許されていません。

また、落第すると、融資が停止される場合もあります。

一方の「学生ローン」には、そうした制約がありません。

<関連記事>:教育ローンと奨学金の違いは?お金を借りる時の注意点は?

借りられる金額は最大で50万円まで

学生ローンで借りられる金額は、年収(年間のアルバイト代)の3分の1まで、もしくは最大で50万円までです。

年収の1/3までというのは、消費者金融と同じく、学生ローンも貸金業法の対象だからです。

なお、アルバイトで多額の給料を稼いでいる場合でも、「最大で50万円まで」しか借りられない学生ローンがほとんどです。

学生ローンのお金の受け取り方は?

借りたお金を受け取る方法は「自分の銀行口座へ振り込んでもらう方法」か「店舗まで行って借りる方法」の2つに限られます。

返済に関しても同様で、ローン会社の銀行口座へ振り込むか、店舗まで行ってお金を返すことになります。


消費者金融や銀行カードローンであれば、借り入れも返済も「ローンカード」を使ってコンビニのATMなどで行えます。

しかし、学生ローンではそれができないため、お金の借入も返済も、消費者金融より不便です。

<関連記事>:学生でも借りられるカードローンってあるの?



学生ローンの申込方法と条件は?

学生ローン,条件

上では、学生ローンの概要を見てきました。

ここでは、学生ローンの「申込み方法と条件」を簡単に見ていきます。

申し込みは18歳以上、ただし高校生は不可

学生ローンは、18歳から申し込めるものも少なくありません。

ただし18歳でも、高校生は申し込みの対象外なので注意が必要です

学生ローンに申し込めるのは主に、大学生・短大生・専門学校生です。

予備校生、大学院生に関しては、「融資の対象」としている会社もあれば、「対象外」としている会社もあります。

学生ローン申込みできる最低年齢融資上限額
イー・キャンパス20歳以上50万円
アミーゴ20歳以上(予備校生不可)
フレンド田大学生、短大生、専門学生、
予備校生(18歳も可)
アイシーローン18歳以上(予備校生不可)
マルイ大学生・大学院生・短大生・
専門学生・予備校生等(18歳も可)

申し込みには安定収入が必須

アルバイトなどで安定収入を得ていることが、絶対条件です。

学生が安定収入を得る方法というと「長期アルバイトをすること」しかありませんから、アルバイトで毎月きちんと収入を得ることが必須になります。


ちなみに、「親からの仕送り」「フリマアプリで物を売って得たお金」「ギャンブルで稼いだお金」などは、たとえ毎月たくさん手元に入ってくるとしても「安定収入」とはみなされません。

また、頻繁に短期アルバイトをしていても、「安定した収入」とは考えにくいため、融資を受けることが難しいでしょう。

未成年は親の同意が必要なケースが多い

利用する会社によって多少条件は異なりますが、学生ローンを申し込む時点で10代の学生に関しては、親権者の同意・親権者を「保証人」とすることを求められるケースが多いです

ただし、20歳に達した学生の場合は、基本的に「保証人」と「親の同意」は必要ありません。

<関連記事>:未成年(18歳・19歳)で利用できるカードローンがあるって本当?

提出が必要な書類は学生証と身分証明書

学生ローンの申込に必要な書類は、「学生証」と「身分証明証」の2つです。

身分証明証は運転免許証やパスポートなど、顔写真がついたものが理想的ですが、それが用意できない場合は健康保険証などで代用できる場合もあります。

利用する企業によって使用可能な身分証明書が違う場合があるので、(特に運転免許証もパスポートもない場合は)事前に確認しておくとよいでしょう。

ネットでも申込めるが、店頭申し込みの方が親にバレにくい

学生ローンは、電話や郵送で申し込むことができます。

また、利用する企業のホームページからネット(スマホ)で申し込むこともできるため、申込に関してはネットを使うと便利です。

ただし、ネットから申し込んだ場合、審査通過後に契約書の控えなどが「郵送で」自宅に送られてくることとなります。


そのため、「どうしてもネットでなければダメな理由」がない限りは、できるだけ店舗で申し込みをした方がよさそうです。

ただし店舗に出入りするとなると、家族のほかに学校の友人に見られてしまう可能性もあります。

どちらの方が少しでも安心できるか、じっくり考えてから申し込み方法を選びましょう。



学生ローンのメリット・デメリットについて

メリット1:低収入でも審査に通りやすい

学生ローンでも「安定収入」は必須です。

しかし、学生ローンは学生を対象にしたローンですから、貸す側としても学生さんに社会人並みの収入があるとは考えていません。

学生ローンは社会人が利用するカードローンと比べて、低い収入でも審査に通りやすいというメリットがあります。

<関連記事>:カードローンでパート・バイトでもお金を借りるのは大丈夫?

メリット2:親に知られずにお金を借りられる場合もある

先でも書いたとおり、基本的に学生ローンは保証人も、親の同意も必要ありません(未成年は除きます)。

これは、親に知られずにお金を借りたい学生さんにとっては好都合です。

また、親に余計な心配をかけずにお金をやりくりできるということは、自分自身にとって大変大きなメリットになるでしょう。

デメリット1:金利は消費者金融なみ

学生ローンの金利は一般的な消費者金融と比較して、ほんの少し低いだけです

先ほど見た通り、奨学金の金利に較べて圧倒的に高いです。

学生にとって気軽に借りやすいキャッシングサービスではありますが、その負担は決して軽くありません。

名称金利(年率)
学生ローンイーキャンパス14.5%~16.5%
アミーゴ14.4%~16.8%
マルイ15.0%~17.0%
消費者金融アイフル4.5%~18.0%
プロミス4.5%~17.8%

デメリット2:消費者金融にくらべて借入・返済が不便

消費者金融カードローンを利用する場合は、全国にある提携ATMから借入・返済ができるように「ローンカード」が渡されます。

一方で学生ローンでは、「ローンカード」が発行されません。

そのため、借入・返済の方法が「銀行振込」か「店舗へ行く」ことに限られてます


時間の制約があることに加え、特に店舗へ行く場合は手間も時間もかかるため、気軽とは言えません。

また、振込で融資を受ける場合、金曜日の夕方や年末年始に申し込みをすると、お金が振込まれるまでに2~3日、もしくはそれ以上かかってしまうこともあります。

デメリット3:借り入れのたびに審査がある!

学生ローンでは、追加でお金を借りる場合、あらためて審査を受けるのが一般的です。

消費者金融カードローンでは、一定の信用枠で審査を通過すれば、その範囲内でなら自由に追加の借り入れができます。

そのことから考えても、学生ローンのこの審査はかなり面倒です。



学生ローンのほかにお金を借りる方法はある?

学生ローン以外の方法

上では、「学生ローンを利用する場合」に限定して情報を見てきました。

しかし、学生がお金を借りる方法はこの1つだけではありません。

ここでは、学生ローン以外で「学生がお金を借りる方法」を見ていきます。

18歳以上ならクレジットカードを利用する手も

18歳以上であれば、クレジットカードを作ることができるため、そのキャッシング枠を利用する手はあります(高校生は不可)。

ただし学生のキャッシング審査はとても厳しく、付与されたとしても「5万円以下」など、限度額が低いことが一般的です。

20歳以上なら通常のカードローンの利用も可能

銀行・消費者金融カードローンは、アルバイトで生計を立てる学生であっても、20歳に達していれば申込み資格があります

そのため、20歳以上の学生であれば、「学生ローン」だけにこだわらず、消費者金融のカードローンも視野に入れて情報を見比べてみた方がよいでしょう。

もしカードローンを利用できるのであれば、学生ローンよりそちらの方が利便性は高いはずです。

<関連記事>:銀行カードローンのメリットとデメリットを教えて!

親から借りられれば一番よいかも

ここまで、ローン会社や奨学金の融資を行う団体を利用する方法を見てきました。

しかし可能であれば、学生のうちは親からお金を借りられれば、それが一番です。

親が日常的に「お金がない」と言っている家庭もあるでしょうが、そうは言っても、密かに貯金を持っている可能性もあります。

まずは親にお金を貸してもらえないか聞いてみて、それでダメだった場合にローン会社などの利用を考えた方がよいでしょう。


この記事のまとめ

  • 学生ローンは、学生本人を対象にした融資(=借金)
  • 18歳から申し込めるものがあり、予備校生・大学院生は対象外の場合もある
  • 借り入れできる金額は年収の3分の1、または最大で50万円まで
  • 学生ローンの金利は消費者金融より少し低い程度
  • 使い勝手、金利ともに「恵まれている」とは言えない。利便性重視ならカードローンがよいかも

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