保有資格など
・証券外務員・特別会員一種
・簿記2級
・その他、各種銀行検定
・英検準一級
・TOEIC 825点
・早稲田大学(政治経済学部)卒業
銀行ではどんな仕事をしてたの?
先にも書いた通り、新卒で銀行に4年ほど勤めていました。
具体的にどんな仕事をしていたのか、簡単に紹介したいと思います。
本店で法人営業の仕事していた
僕が配属されたのは銀行の本店で、法人営業の仕事を担当しました。
写真と当時の本店の跡地となった建物です。
「法人営業」とは、会社相手に融資や資産運用・金融商品・事業戦略(M&Aなど)を提案する仕事です。
銀行や部署によって会社の規模は違いますが、僕のいた部署は主に大企業向けでした。
特に僕が銀行にいたころは、すでに融資の話はかなり減っていて、投資銀行業務の提案が自然多くなりました。
例えば、何か為替のヘッジ商品を取引先に紹介するとします。
こうした金融商品を組成する部隊は、別にいます(僕のいた銀行ではマーケティング部と言いました)。
でも、そういうマーケティング部のスタッフは直接お客さんとつながっていません。
また、マーケティング部には数学は得意だけど、お客さんへの説明が上手くない人もいました。
営業担当が同行して、マーケティング担当の代わりに商品を分かりやすく説明する、なんてこともしました。
その他、複数の部署がまたがる案件の場合、営業店が取りまとめて案件を管理してました。
どんな会社を担当していたの?
銀行時代は複数の部署を経験して、部署ごとに担当する業界が違いました。
最初の配属部署は食品業界で、ここは体質の古い業界でした。
お情けでお金を借りてもらってる会社ばかりで、いつも担当者に頭を下げてました(苦笑。
また、M&A(企業買収)の案件もいくつか手がけました(残念ながら成約には至りませんでした)。
今思い出しても、一番大変だったと思うのがIT・メディア業界を担当していた時です。
この業界では融資案件よりも投資案件が多く、特に、ベンチャー投資案件はそれなり需要がありました(ただしマイナー出資です)。
ただ、この仕事が本当に激務で、朝の4時半まで仕事をしたりと、ドブラック企業さながらの働き方でした。
そもそも、お客さんの前に出られたの?
ここで、銀行の法人営業に多少でも詳しい人なら、疑問に思った人もいるかもしれません。
「というか、そんなに若手で客先に出られるなんて、おかしくね?」
確かに、(今は知りませんが)当時はメガバンクで大手企業の客先に出るのに、かなりの年数キャリアが必要とのことでした。
一方で僕が入行したのは、かつては半官半民みたいな銀行で、破たん後に外資に買収されてました。
取引先は大企業ばかりで、東証一部の上場会社(銀行)でしたが、銀行の規模ではメガバンクに大きく劣ってました。
でも、そのおかげで若手に色々とチャンスが与えてもらえ、初年度から大企業(ほとんど上場企業)の担当として客先に出られました。
「もぐおさんは、他のメガバンクの担当者より一回り若いですね」とは、取引先の担当者からよく言われました。
こんな仕事環境だったので、たとえ激務になっても、全然ツライと思いませんでした。
むしろ、「こんなにチャンスを貰えてラッキー!」くらいに思ってました。今思うと、完全に「社畜」ですね(笑。
読者の皆さんにお伝えしたいこと
せっかくの自己紹介なので、読者の皆さんにお伝えしたいことを紹介できればと思います。
銀行で身に付けたスキルは?
上でも書いた通り、若手の割に色んな経験させてもらいました。
金融の知識や、交渉の折衝能力・スキル・経験、部署間の調整能力、プレゼン能力など、色々なスキルを磨くことができました。
でも、後から振り返って大きかったと思うのは、物事を分かりやすく伝える能力です。
先ほども書いた通り、金融商品の中には、一般の人には理解しづらい仕組み(スキーム)のものもあります。
そうしたスキームを理解した上で、頭の中で再構築して簡単な言葉で伝えるための訓練は、何度も行いました。
銀行で身に付けたスキルは?
キャッシングやカードローンといった、お金を借りる行為も、金融取引の一つです。
キチンと説明しようとすると、分かりづらい部分もあったりします。
また、一般に日本人は借金を「悪」と考えがちです(その割に、住宅ローンには無頓着な人が多いです)。
でも上手に使いさえすれば、借金は悪ではないです。問題は借金の間違った使い方(や考え方)です。
そうした点について、金融の専門家の立場から分かりやすくお伝えできればと考えています。
カードローン教室、執筆・監修の担当者を紹介します
お問い合わせはコチラ