本当にお金に困った時でも、家族や知人にお金を借りるのは気が引けるものですよね。
そんな理由から、カードローンの利用を一度は考えたことがあるという方もいるのではないでしょうか?
その一方で、初めてカードローンを利用するのは不安も多いはずです。
そんな時、参考になるのが他の利用者の口コミ意見です。
どんな理由でお金を借りたのか、どんなカードローンを利用したのか、その感想はどうだったかなど、カードローンの未経験な人には参考になる情報が多いはずです。
ここでは、カードローンの借入をした人のキッカケやその後を簡単に見ていきます。
カードローンを利用したきっかけは色々
カードローンを利用する時は、誰しもお金に困っている状況です。
どのようなことがきっかけとなってカードローンの利用を決意したのか、様々なケースを見てみましょう。
<関連記事>:カードローンとは?元銀行員がわかりやすく解説!
新生活でお金が足りなくなってカードローンを利用
都内に住む30歳の男性会社員のケースです。
大学入学を機に田舎から上京した彼は、大学を卒業した後も東京で働くことが決まりました。
しかし、大学時代に住んでいた場所は会社へは遠いため、引越すことにしました。
この時の引越し代でお金がかかったことで、社会人生活がスタートする時点から、彼は金欠の状態でした。
さらに入社後は、外食や飲み会が多くなったことなどが原因で、手取り20万円強の給料だけではマイナスになるようになりました。
そこで彼は、カードローンの利用を始めました。
給料だけではやり繰りが厳しくてカードローンを利用
北海道に住む28歳男性のケースです。
学費のローンを抱えていた彼は、年収が低いことで苦しい生活を送っていました。
彼はお酒も飲まず、ギャンブルもしませんでした。
しかし北海道という土地柄、どうしてもマイカーが必要で、その支払いがありました。
また、趣味の音楽にかけるお金はどうしても削ることができませんでした。
そのことから、カードローンを利用することを考えたのでした。
車の修理代が払えなくてカードローンを利用
宮城県で会社員として働いていた35歳の男性のケースです。
彼がカードローンの利用を決めたのは、約20万円もの車の修理代が急遽必要になったことがきっかけです。
この時、手持ちのお金はありませんでした。
彼はある程度の貯金と会社の株を保有していました。
しかし、その時点ではどちらも崩したくなかったため、あえてカードローンを選択しました。
その時の自分にとってベストな選択肢がカードローンだったのです。
病気で働けなくなってカードローンを利用
広島に住む33歳の女性のケースです。
会社員として働いていた彼女は、うつ病を患ったことがきっかけで仕事を休職せざるを得なくなりました。
もともと貯金が少なかったこともあり、休職期間中には生活費のほか、知人の結婚式などの出費もかさんで生活が苦しくなりました。
数ヵ月後には症状が良くなり、仕事へ復帰しました。しかし、うつ病が再発し、またすぐに休職することになってしまったのです。
このことで生活費が足りなくなり、彼女はカードローンを利用することに決めました。
ギャンブルによる生活苦がきっかけでカードローンを利用
神奈川に住む37歳の男性会社員のケースです。
彼がカードローンでお金を借りようと思ったのは、ギャンブルによる生活苦が原因でした。
彼の場合、初めはある程度の貯金がありました。しかし、次第にギャンブルに依存するようになり、パチンコのために貯金を使い果たしてしまいました。
生活するためのお金すら無くなった彼は、これを機にカードローンの利用を始めました。
カードローンで借りたお金、実際にはどう使った?
カードローンでお金を借りた人は、借入後、どのような目的にお金を使ったのでしょうか?
体験談で多かったものを、まとめて簡単に見ていきます。
カードローンで借りたお金を急な出費の支払いに使った
カードローンで借りたお金を急な支払いに使うケースは多いものです。
高額な修理代がかかる物が壊れた場合や、急病で入院費が工面できない場合など、「予想外の出費」にカードローンで借りたお金を使ったという声は多く聞かれました。
カードローンで借りたお金を生活費に充てた
足りない生活費をカードローンで補うケースも見られました。
このケースは、ほんの1ヶ月間だけというように短期の利用で済む場合もあります。
しかし、毎月カードローンに頼ることがクセになってしまい、気付けば返済が大変になっていたというケースも聞かれました。
カードローンで借りたお金を借金の返済に使った
借金の返済日になっても、返済に充てるお金が用意できない。
そんな理由から、カードローンで借りたお金を他社のカードローンやクレジットカードなどの返済に充てたケースもありました。
しかし、この方法では、お金を借りることができなくなった時点でどこへも返済ができなくなります。
また、ずっとこのような借入を続けていると、あっという間に借入額の上限に達してしまいます。
カードローンで借りたお金を遊びに使ってしまった
カードローンで借りたお金を、遊ぶことに使ってしまったという声もありました。
初めてカードローンでお金を借りる時は、生活費がどうしても足りなかったり、急な出費でお金が用意できないという事情で借入をする人が多いものです。
しかし、中には借金に慣れてしまい、時間が経つとともにギャンブルや贅沢品の買い物に使ってしまったケースも見られました。
カードローンで借りたお金、どう返した?
カードローンを利用した人は、借りたお金をどのように返済したのでしょうか?
少しづつ返すケースや一度に全額返すケースなど、その人によって違いがあるようです。
カードローンで借りたお金は毎月コツコツ返済した
カードローンを利用した人の中で一番多かったのが、毎月コツコツ返済する方法です。
お金に余裕がない状況では、毎月の返済日に遅れずに支払いをすることが一番の返済方法です。
カードローンで借りたお金は少額だったので一括返済した
カードローンで借りたお金が少額である場合は、翌月の給料やボーナスで一括返済したというケースも見られました。
借入残高が20万円以下の場合、一括返済を検討する人も少なくないようです。
カードローンで借りた借金が膨らみ、おまとめローンを利用して返済した
カードローンで毎月のように借入をするうちに、借りたお金を自分の物のように錯覚するようになって借りすぎてしまった、という声もありました。
膨らんだ借金を無事に返済するため、複数の借金を一本化する「おまとめローン」を利用して返済したという口コミもありました。
以上、他の人のカードローンの利用状況を簡単に見てきました。
より詳しい体験談は、以下で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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これからカードローンを利用する人へ伝えたい注意点
カードローンの借入と返済を経験した人が考える、カードローンを利用する際の注意点です。
カードローンの計画的な利用は本当に大切
基本的なことですが、カードローンでお金を借りる際、きちんとした返済計画を最初の段階で立てることが重要です。
計画を立てなかったり、最初に立てた計画を無視して「あと少しくらい借りてもいいか」と考えることが、結果的に借りすぎに繋がるためです。
カードローンの借金に慣れないこと
カードローンを何度も利用していると、お金を借りることに慣れてしまうケースもあります。
中には、途中から借金をしているという自覚がなくなり、自分の貯金をおろす感覚で借金を繰り返してしまう人もいます。
このような状態にならないために、本当に困ったとき以外は簡単にお金を借りないことが重要です。
カードローンの上限枠の追加は慎重に考えて
真面目にカードローンの返済を続けていると、途中でカードローン会社から「上限枠を増やしませんか?」という案内が来る場合があります。
上限枠を増やせば、今までよりもっと多くのお金を借りられることになります。
しかし、自分で厳しくお金を管理できる人でない限り、上限枠を増やすことで借りすぎに陥る危険もあります。
ですから、カードローン会社から誘いがあっても、上限枠を増やすかどうかは慎重に考えましょう。
カードローンで多重債務に陥らないためには、心の健康も重要
世の中には、十分な収入があるにも関わらず、お金に困ってカードローンを利用する人もいます。
無駄遣いが原因で慢性的な金欠に陥っている場合は、カードローンを利用する前に、まず生活の見直しを最優先するべきでしょう。
しかし、中には仕事や家庭などのストレスが原因で、自分でも気付かないうちに「買い物依存性」など、精神的な問題を抱えている場合もあります。
多重債務に陥っているのに借金をしてまで買い物をすることがやめられない場合、心の健康を失っている可能性も考えられるかもしれません。
カードローンの利用には、返済の計画性だけでなく、心の健康も大切です。ストレスはできるだけ溜めないように心がけましょう。
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